自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

いなくなった少女

18日のニュースで、中学生がいなくなったというのが流れた。この中学校は、私がPTAのお手伝いでよく行くところで、いなくなったというニュースが流れたときは、焦りました。この学生は、普通学級の子供だけど、友達と歩いて学校に通っているそうです。うちの香穂も歩いて通っているんです。朝から、このニュースばかりでしたが、昼過ぎにこの学生が見つかったというニュースが流れました。彼女は、中学がとても大変で、学校にいくのがイヤになり、引っ越しする前に通っていた、小学校の先生に会いに行ったそうです。まわりの大人に話したけど、だれも理解してくれなくて、小学校の時に優しかった担任の先生ならわかってくれるだろうと、

約20KM離れた学校まで歩いていった(自転車だったかも)そうです。けど、この先生、定年退職されていて、あえなかったそうだ。

わかる!このコの気持ちはとてもわかる。こちらの中学校って、日本の大学より大変です。自分で習得科目を決めて、1時間ごとに部屋から部屋へ移ります。全員が同じ教科ではないので、友達と一緒に教室移動とかは、難しいです。自分の記憶力だけが、決め手。大変です。香穂も中学に入ったときは、焦っていて、1ケ月間、香穂がひきつったままで、なかなか笑えず大変でした。ほんと自主性が求められる国ですね。