先日、ウチの開発リーダーが誕生日でした。ふと、会社で
「誕生日どうするの?」と聞いてみた。わたしはてっきり、友達とわいわいガヤガヤとすごすのだと思っていたら、
「家で、肉焼いて一人で食べます」というお返事。
いやー、、、それは寂しすぎる。なので、リーダーに
「みんな呼んで、食べたらいいのじゃない?」と言ったのですが、
「いやー、自分の誕生日に友達に声かけたら、みんな気をつかって、プレゼントとか用意しないと...。とかになると、申し訳ないし。皆さん、ご家族があるわけだし、独身のお友達だって、デートとかいろいろありますしね。なので、一人で、ちょっと気になっているいいお肉を焼いて食べます」と言い出した。へんなところで遠慮深いリーダー。
けど、これは、寂しすぎる...。コロナ禍あけで、みんなであつまってもいいってなっているし。それなのに一人でステーキって、どうよ...。
ということで、
「じゃーさー。わたしが友達呼ぶから、みんなのステーキを焼いてよ。」と話したら、
「僕が誕生日だとか、言わないでくださいよ。皆さんが気を使うと、本当に申し訳ないから」というので、
「そうだよねー。気を使われると申し訳ないよね。どうしていいか、わからなくなるよねー!!」と答えてみた。
家に帰り、わたしは速攻で、女の子の友達に一気に
「リーダー、誕生日だって!ステーキ焼いてくれるって!」ということで、ことの顛末を話しました。
「リーダーが一人で、ステーキとか可哀想だわぁぁ」となり、
あっという間にネットのメッセで、話が広がり、みんなこっそりと各自の分担を決めてあっという間に数回のやり取りだけで、どんどんと大パーティの計画が練られてゆく...。すごい!今の若い人たちはすごい!頭の回転が早い&行動力がある&優しい人たちの動きの速さは半端ない。新幹線でも
「えっえっー僕より早い....。」ってなるくらいの行動力と速さで、あっという間に、いろいろ決まった。
で、誕生日当日。リーダーは、普通にステーキ会だと思っていて、料理が趣味のリーダーは、自分で焼く準備をしておりました。
わたしは「じゃ、少し早めに行って手伝うよ」と言いながら、みんなより先に現地へ。
プレゼントなどをおけるように、みんなが入りやすいように、それとなくちらちらと準備。
午前中にリーダーが好きなケーキをオーダーしておいたわたし。そのケーキも前もって参加メンバーが我が家まで取りきてくれた。みんなは風船やプレゼントなど用意してくださり、もう大パーティの準備万端です。
部屋で手伝っていたら、何時に着きますというメッセーがきたので、わたしはリーダーに
「なんか、xxちゃんが、ゲート付近で迷ってるみたいだから、みてくる!」と外に出て、リーダーは家に一人に。。。。
友達は、みんなで列をなしてあるいて、女の子たちは風船を前後にもつ。男の子の友達は、お花やプレゼントをもち、わたしはケーキを手に持ち扉前にスタンバイ。
ノックして扉をリーダーがあけたとたん、
"Happy Birthday!"
というお祝いの雄叫びと拍手が。
もうリーダー驚いて、目が点...。
こんなパーティになりました。リーダー目がなくなるくらい、うれしそうに笑っている。
今回のパーティは、カードの寄せ書きもあったので、渡も寄せ書きには参加。渡が一番、ベラベラ話しそうだとおもったのですが、思いっきり肝心な時だけは、空気を読める自閉症の渡は
「秘密のパーティ」といい、
「そうだよ、サプライズだからね」と話した途端、ピタッと黙ったまま、ひとこともリーダーに漏らしませんでした。
渡が小学校の時に、シンシア先生のクラスで、母の日に母親を招待してサプライズパーティをやったことがあり、その時に毎日みんなで企画準備していたのですが、誰一人として、お母さんにリークさせなかったということがあったので、その時のことを思い出した模様。
一番危なかったのは、わたし。みんなのメッセに打つべき準備の話を、リーダーも入っているメッセのほうに送ってしまった。一人の人が気がつき、
「こうやれば消えます!ゆみさん、すぐに消してください!」と教しえてくれて、スッと消せた。
はぁぁ。鈍臭さ、満開のわたし。
とにかくリーダーは、大喜びでした。リーダーいわく、
「小さいころからあまり盛大な誕生会などは、やったことがないですし、誕生日というのは、素数の年齢がきたら、喜ぶ日だと思っていました」とのこと。
素数のすうじだぁぁぁ???わけわからんけど、まー大喜びしてくて、ずっと機嫌がいいので、よかったよ。
みなさま、ありがとうございます!うまく行ってよかったわー。