自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ついにハロウィーン

ついにハロウィーンの日がやってきました。渡は今回は配る側にまわるということで仮装も何もしませんでした。「大人」なのだそうで、子供達を歓迎する役に回るそうです。

私は当日会社で仕事をしていたのですが、まー、3時くらいから渡から何度も電話がありました。

 

1回目の電話。

我が家は猫を3匹室内で飼っております。そのことについて。

「猫を3匹、香穂の部屋に閉じ込めていいか?」

ハロウィーンで子供達がやってきて、扉を開け閉めするので、猫が逃げてしまう可能性があるので、どこかに閉じ込めたい。

香穂の部屋は、今は猫の住処のようになっていて、水も全てあるのですですが、別に私にわざわざ電話しなくてもいいだろうに...と思うけど、どうも緊張している模様。

 

2回目の電話。

「お風呂に入っていいですか?」

どうも子供達を迎えるにあたり、きちんとしたほうがいいと思ったらしく、先に風呂に入りたかった模様。へんなところで、紳士になろうとする渡。

 

3回目の電話。

「夕飯は早くすませられるように、早めにラーメンを食べていいか?」

食べてる最中に子供達がきて、すぐに出れないのがいやだということらしい。

 

ということで、電話が何度もかかるので、私の珍しく、夕方5時すぎには上がって、家にもどりました。なんと、先に風呂に入った渡はパジャマになっていた。やはり自閉症のきまったパターンで風呂上がりはパジャマらしい。

いや、そこはもう一回洋服着よう。パジャマで住人がでてきたら、怖いから...。紳士には慣れない渡。ということで、きちと服に着替えて、次から次へとくる子供達に、とどこおりなくキャンディーを配っておりました。

 

Happy Halloween!