自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症啓発月間のセサミストリートの取り組みに危うく泣きそうになる娘と私

自閉症啓発月間ということで、今月はセサミストリートも登場人物である自閉症の「ジュリア」の家族について掘り下げています。

Good Morning Americaでもこのことが取り上げられた記事になりました。その記事のリンクが、香穂から送られてきた。香穂も電車の中で読んで危うく泣きそうになったと。香穂も弟の渡が自閉症なので、弟が生まれた時から自閉症の症状とはお付き合いがあるわけです。

香穂が泣きそうになったそのくだりは、ジュリアにはお兄ちゃんがいて、そのお兄ちゃんの話。

「ジュリアを知るためには、何度もジュリアに接することを試みないといけない。ジュリアが話さないからと言って友達になりたくないということではない」 

という下り。

もう何度も何度も香穂もわたしも周りの人たちに、このことは説明して、自閉症の我が家の渡は、本当は人が好きなこと、話たくても言葉が伴わないこと。すぐに答えが口から出てこないこと。夜に寝る時になったら、今日話しかけられた質問のこたえを必死で答えて、一人で涙ぐむこともあることなど(本当はその場で言いたかったけど、言葉がおもちゃ箱をひっくりかえしたようにめちゃくちゃなって、整理できなくて言えなかった。本当はもっともっと仲良く会話したかった)を思い出し、母も涙ぐむ。ジュリアの存在がもっと周りに知られるといいな。

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