自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

リーダーシップを取るということ

アメリカは、みんなが

「俺が!俺が!」「私が!私が!」

って我を通すように言われているけど、本当にそうなのか?もしそうならば、リーダーシップをとるのは、とても難しいのではないだろうか?という質問を日本の学生さんから受けました。現在、アメリカの学校では、バンド(吹奏楽部)で上の学年になって、リーダーシップを取らないといけない香穂に、聞いてみました。彼女は、現在日本人学校でも、劇のことで、まとめ役を買ってでているからです。

香穂いわく

「私は、自分の学校しかしらないけど、たしかに自己主張をするけど、それは、100%しているわけではなく、相手との妥協点を見つけるための議論なので、たいてい常識のある人は、70%~50%くらいの意見をだして、あとは妥協点を探すための話し合いになるので、以外にもめない。中には、100%通そうとする人もいるけど、そういう人は、やはり、なんとなくみんなからたしなめられる。」

そうです。日本人の場合はどう?ときくと。

「私は学校の日本人しか知らないけど、みんな素直で、おとなしいから、リーダーシップはとりやすいけど、これでいいかな?と少し不安になることがある」

そうだ。いろいろあるんだな。と思ったリーダーシップ事情でした。