同じクラスのお母さんから、スピーチのセラピストが、最低だと連絡が来ました。これは見学せねば・・。
思い、アポをとって、見学にいってきました。
スピーチの時間がきたら、渡とスピーチセラピストで別室でスピーチをします。
やってる内容は簡単すぎるかな?という感じですが、とにかく、このスピーチセラピスト、怖い。
口がヘの字になったままで、一度も笑わず、命令口調で、全ての言葉は話されます。
渡も怖くて、貧乏ゆすりをしています。
こういう命令口調で接っされると、常に同等じゃなく、自分は命令される人間なんだと思ってしまわないかと、心配です。
で、この人ガタイもいいので、怖さがまします。0.1トンはあるかも。という感じです。
スピーチはどんどんすすめられ、今度は本を読むところになりました。セラピストは、渡と一緒に本を読もうとします。渡は一緒に読むのが嫌い。 耳が敏感なので、少しでも読む音が外れると不快さ倍増です。
けど、読まないと、セラピストは
「渡、ちゃんと一緒に読んで!」
と怒ります。
渡は、ついに黙ってしまいました。本に目をおとしたままの渡。
教室内の空気は緊迫して、セラピストが怒鳴るのでは。。とわたしも緊張しました。すると突然、渡が、
"Your turn!'(アンタの読む番だぜ!)
といいました。そこは、文章が長い部分です。私は、爆笑しそうになったのだけど、まさかこの緊迫したところで笑えない。セラピストは話さない渡が話したので、次の文章を一人で読んでくれました。で、次は渡の番。とわれると次の文章は、
"Yes it is.'
のみです。また渡が命令口調で
「アンタの番だぜ」
という感じで言うと、また次は長い文章です。
渡の番の文章は、まだ
"That's right"
のみです。
渡は本に目をおとしながら、どこでくぎって、順番制で読むようにすれば、自分が読む部分がすくなくて済むか?を考えていたようです。
お見事、渡!