自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

今回の自閉症の息子の個別指導計画で感動した事

IEPというのは、どうしても学校や学校側 対 私(&息子)というふうな図になりがちなので、意見が対立する事も多々あります。過去には、24人反対で賛成、私1人なんていう図もありました。これを一人一人説得して、渡の希望を私が代弁して行くという作業入る事もあります。

あきらめないというのが大事になってきます。

今回は、渡の先が少しづつ見えて来ているので、IEPメンバーを本当に渡が必要な人だけに絞り込んでいる事もあり、少人数です。参加してくれた中で、感動だったのは、

今日はロサンジェルスに行くつもりだったのですが、急遽予定を変更してIEPに参加しました。

という補助の先生。彼女はこのことも黙っていた。IEPの最後に担任の先生が教えてくれました。IEPに補助の先生が出てくる事は少ないのですが、さらに、今回自分のプライベートの予定を変更して参加なんて普通はない。

なぜこんなことになったか?というのも、本来木曜日のはずが、娘の授業を私がまちがって把握したため木曜日が出れない事が寸前に判明したため。担任の先生が娘が出れるようにと日付を金曜日に3日前に代えてくれました。こうなると、予定していた人がでれなくなるのですが。あえて私達家族を優先にしてくれたわけです。

普通、お姉ちゃんの都合なんて関係ないし、さぼろうとするメンバーや自分たちの利益しか考えない人たちなどは、相手側の人数が減ると思うので、母親もしくは本人が出れないと言う限りは、変更してくれないのですが、速攻で変更して、なんと助手の先生が予定をかえるという異例さ。いや、感動した。彼女は、本当に渡が好きで、今年は成長したので報告したい事があってとよく話してくれました。