自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の渡が通う大学が本格的に滑り出した

月曜日から始まった渡の大学。本格的に宿題とか出始めました。数学はまぁ、解らない事と、解る事が昨年とも本年度も傾向としては同じ。解らない事のほうが多いけど、宿題が結構前もって出てしまう。1週間先の分とか。スケジュールを立てやすい様になんだと思う。渡はこの宿題がインベーダーゲームかアングリーバードのように思って、出ていると片っ端からやってしまう。もちろん、まだ習ってないので出来ない。開発リーダーに聞きにいくと言うのだけど、先先やってしまうと、今度は授業中に当たってもいないのに、どんどん解答を言ってしまう。いやーバランスが難しい。

さらに、息子のフィットネスのクラスの宿題、面白すぎる。このクラスに通う自分自身のゴールを3つ提出しないといけない。ロープ登りとかあるような、恐ろしいクラスなんだけど...。渡はF(落第点)が決まってるようなクラス。うまくいってもDかな?とりあえず、渡にゴールを3つ聞いたら、

1.クラスでがんばったら、(ディズニーランドの)お姫様達が僕のことを好きって言う。

2.痩せたら、お姫様達が僕のことを好きっていう。

3.筋肉がついたら、強くなってお姫様達が僕の事を好きっていう。

ってお姫様はすべて複数形です。どんなけずーずーしいねん!っていう感じ。

さらに、そんなゴール、大学のハードなフィットネスクラスの宿題で出せる訳ないだろうが!!

なかなか前途多難な大学の滑り出しですが、本人は「とびきり面白い」らしい。