自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

手術から1週間がたちました。

先日月曜日に筋腫の摘出手術をして1週間がたちました。

さて、なにが変わったか?というと、

まずいいこと。

1。生活がグンと楽になった。

  いつもいつも抱え込むような、時には寝込むような生理痛と戦ってきました。私は古いのか、男性陣がおられるところで、実は生理痛で・・。なんていうのも逃げてるようで、とても嫌だったのですが、どんなに大変でも笑顔を絶やさずに・・と思っておりましたが、この苦労がなくなりました。これがとてもうれしい。


2。恐怖感がない。

  会議や、お友達の家にお邪魔したときに「どうしよう、ここを血の海にしてしまったら。」という恐怖感がありました。ましてや、アメリカのお宅はカーペット張りが多く、カーペットに血をつけてしまっては、終わりです。その恐怖から、お友達のお宅にお邪魔するのをためらったり、キャンセルしたりのこともありました。

あとは息子の送り迎えの車の中でも「もし大量出血して貧血をおこしたら、意識がなくなったら」と思うと、運転もこわかったです。それがなくなりました。今後、検診で、運転許可が医師からおりれば、どこへでも行ける訳です。なんてうれしいんでしょう。


3。体調がいい。

  今年にはいって、私の皮膚の色はどうもドス黒く、へんな色だったそうです。これは、私自身は毎日鏡をみるのでわかりませんが、会う人、会う人に言われます。たぶん、筋腫のほうに相当な血液やエネルギーを取られていたのだけど思います。

いままだ術後1週間なのに、皆さんから「しんじられないくらい皮膚のつや色がいい。」と言われます。たまに会う人はあきらかにわかるようですが、たまに合うというおつきあいの人がどす黒い色の皮膚の時に

「ゆみさん、ドス黒いですね」とはおっしゃらないので、わからなかった訳です。けど、元気になった今は、皆さん口を揃えておっしゃるので、相当くすんだ感じの色だったのでしょう。



4。若返った気がする。

 寝ていることもありますが、とにかく、さっぱりした私はぐんと若返った気がします。なにをするにも信じられないくらい楽です。いまは、まだ荷物が持てない。運動ができない、庭仕事ができない等の制限がありますが、これが数週間後には無くなる訳で。そのことを考えると驚きます。完治したらさらにパワーアップです!!私の周りの方たちは、ちょっと怯えている気もします。特に娘の香穂・・。

では、手術をしてのマイナス面。

皆さんのお手を煩わせてしまった。

これにつきます。親族等がアメリカにいない私は、なにかあった時はお友達頼りになります。今回は、お友達が毎回気を使って訪問してくれたり、ご飯を食べさせてくださったり。本当にご迷惑をおかけしております。会社の社員の方も運転等をしてくださって、随分助けて頂きました。渡も渡なりに、水を入れ替えたり、静かにしたりと一生懸命助けてくれました。娘も助けてくれました。娘は免許をもっておりませんので、多くの方にもご迷惑をおかけしました。渡の送り迎えもお願いしています。皆様のおかげで「渡がいるし、無理だ」と思っていた子宮全摘出手術を無事に乗り越れました。

まだまだ子離れしてなかったのは、私のようですね。

皆様、本当にありがとうございます。


あと1週間寝たら、回復かな?とも思いますが、手術は、痛さがない全身麻酔による出産に近いものがありました。なんとなく自然な感じが・・。違いは、赤ちゃんが現在いないこと(←居たら怖いよ。というのが香穂の弁。)

アメリカの手術は痛さがありません。

私の場合は、大嫌いな注射針だけでした。

アメリカで手術をなさる場合は、医師の言語でなく、キャリアや経験値で選ぶのがいいと思った手術でした。

「日本だったら、早かったら今日が、退院日だよね。」

という日に、思ったことでした。