自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症児の渡が電車通学をしています。

渡が、私と一緒に電車通学をしています。電車の乗車時間は、約40分。もちろん私がついて行きます。

(けど、最初の2日間は、近くにすわっていたけど、最後の一週間は、ほとんどベツベツに座って、

私は遠巻きに渡をみています。渡は2階席。私は1階席です)

アメリカの電車は、日本のように乗りやすいわけではありません。

改札もなにもありませんし、プラットフォームも台なのか、フォームなのかわかりません。高さがやたら低いです。

日本のようなていねいなアナウンスもないので、ただ、電車がやってきて、のって、自分で降りたい駅がきたら、下車します。

切符も券売機で買うのですが、駅は無人のため、買い損じたり、質問が出たときは、周りに人に聞くのが一番てっとり早いです・

こんなサービスとは無縁そうな電車に渡は2週間のって、電車で学校に通いました。

できたこと

1.回数券に機械で正しい位置にスタンプを押してもらうこと

2.電車で静かに乗車すること

3.車掌さんに切符をみせること(これは、50%の確立です)

4.列に並んで乗車してゆくこと

できなかったこと

1.自分の学校の駅が来る前に準備して下車すること(下車する駅は知っているが、もっと乗っていたいので下車準備をしないか、ぎりぎりで慌てる渡)

2.車掌さんに回数券が見せれるが、両面をみせないといけない日と片面だけでいい日があって、その区別がつかない。(なので、両面見せる日ができないので、確立50%です)

3.電車の時刻表がよめない

4.どこから、どこまで通っているのか?地図上と実体験が、結びついていない

5.下車してから、気になることがあれば、横断歩道の左右をみるのを忘れる


さて、このレポートを担任の先生と校長先生に送ります。次回のIEPでの目標になります。

けど、私の感覚から、すると、もしかしたら、片道は、一人で登校が可能っぽいです。

帰りの電車は、ぎりぎりの乗車になるためにむずかしそうですが。

先生とどうやっていくか?スリあわせてゆきます。

あと、電車が遅れたりしたときの対処と身分証明をどうするか?の問題があります。これは、明日ブログに上げます。