自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

きのうの迷子の子猫事件から、さらに悪夢が...

昨日、子猫を養子に引き取ってもらえるように、走り回った私たちでした。→我が家の裏庭に迷い子猫がやってきた!オロオロ....

帰ってきてほっとして夕飯を食べ、ちょっと忙しかったので、ゆっくり歩こうということで、近くのスーパーまで歩いて買い物に行くことになりました。家から少し歩いた所で、なんと前から犬が走って来た。

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尻尾をぶんぶん振って、娘に飛びかかってくる。あそぼー!あそぼー!!っていう感じです。えっ?飼い主は?周りに誰もいない....。小学生くらいの女の子が近寄って来たので、

「あなたの犬?」

と聞いたら違うという。散歩している人がいたので、聞いても皆さん、自分の犬じゃないと言う。

なぜながらネームタグを見たら、電話番号と名前が書いてあった。電話しようか?と思ったら、手を振り払うって、車道を真っ直ぐに走り抜けて行く。

いやいや、それはダメだ。危なすぎる。その先には、どうもアジア系の2人のおばちゃんがいた。あぁ、あの人の犬かーと思ったけど、おばちゃん達に

これ、あなた達の犬?

と聞かれたので、

違います!迷子の犬です。捕まえて下さい!

と言うと、すぐに

あなた、可愛い子犬ねー。

と話しかけながら、確保。おばちゃんたちと犬のネームタグを見ながら電話。

誰も出ない..。

捨て犬なのかしら??とは話していたのですが、捨て犬にしては、すごく毛並みが綺麗。

この通りのどこかの家の犬だろう。道路もきちんと歩けないのだから、散歩もあまり外でしてない感じ。家の中で飼われているかも...となりました。おばちゃん達に犬を押さえておく役をお願いして、

私が通りを一軒一軒、眺ると、なんと、ガレージのドアが10cmほど開いた家を発見。ベルを押してもなかなか誰もでてこず。再度押すと、おばーちゃんが、ズボンを履きながら出てきた。

あのすみません。ブレードっていう名前の犬、あなたの犬ですか?道路を歩いているのですが。

と言ったとたん、ばーちゃん、マッハの速さにギアチェンジ。慌てて靴をひっかけて外に出て来た。

おばあちゃん、アジア系の犬を押さえてくれたおばちゃん達に

ありがとう、ありがとう。

と何度も何度もお礼を言って犬を引き取っておられました。ほっとしました。

協力してくれた、優しいおばちゃん達、ありがとう!!!

それにしても1日に二匹も迷子の生き物のお世話をするなんて、この近辺ではなかなかないことです。どちらも無事で良かったわー。