自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

6年遅れの成人式

香穂が振袖を着ました。6年前、成人式の日は、舞台、舞台で、正月2日から寮にもどって、舞台の準備。びたい芸術専攻だった娘は、4年間の学部時代は、ほぼ1日も休みがない感じでした。

では、大学院にいってからやるかーと思っていたのですが、大学院もかっ飛び忙しく、とにかく大学に行く時は朝5時起き。帰宅は真夜中12時とかもあり...。家にいてもただひたすら描き続けるみたいな。

なので、もうお振袖は大学院の卒業記念に着ましょうということが決定。

アメリカ生まれ、アメリカ育ちの娘は、あまり興味もない模様でしたが、なんと6人の応援が駆けつけてくれました。髪の毛だけ結った母は、もう大仕事終えた体で、ぼーっと見ておりました。撮影する人、着物を着付けて下さる人。化粧を担当してくれる人。お花やお赤飯を持ってきてくださる人。

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頂いたお赤飯。

帯の締め方や、帯揚げの色、半襟の色、全て前もって着付けの人と香穂が相談して色合わせして、決定しました。

私は、やっぱり、ここはふくら雀で結んでくれないか?とこっそり思っていましたが、大量にいろいろと結べるサンプル写真などを見せてもらったにも関わらず、なんと娘が選んだのもふくら雀。めでたい。

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頂いたお花をもって撮影。

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ちょうどいい気候だったので、お庭でも撮影。

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いい記念になりました。母としては、一つ大きな荷物を下ろした感、満載。おめでとう、香穂!


P.S....このお振袖、プロの方に保管していただくことに致しましたので、ベイエリアで成人のお子様に振袖を着せたいと思う方、お問い合わせくださいませ。身長の高い方でも着れます。身長の低い方向けのお振袖レンタルもあるそうです。日本人ならぜひ着せたい桜の模様でございます。