香穂が、アメリカの芸術系大学院を卒業します。卒業式は5月10日です。
彼らにはこの卒業式よりも大事な、「スプリングショー」というのがあり。ここに学部の生徒が数名作品を出せて、このショーに出せた人たちが、「インダストリアルディ」と呼ばれる別の日にプレゼンをするそうです。この日にプレゼンや発表をして、そこに来ている企業の人事部やいろいろな部署の人に会えるというシステムのようです。彼女は大学院入学時から、なんどか、スプリングショーの候補にはなっていたものの、いつもベンチ入り間際で、落とされるみたいな憂き目に合っていたので、遅咲きの香穂らしく、卒業間近かのスプリングショーの出店になりました。今回は、2点出展、1点は1年間、大学の宣伝に使われるそうです。
香穂が仲良くしている他の国からやってきた留学生の男子学生もスプリングショーを通過。
彼は、アニメーションなのですが、作品の一つをどうしても絵本にしたいということを先生と話して、きちんとした絵本スタイルにしました。
その英語の最後のプルーフリーディグ(文法の間違いや誤字脱字がないかを調べる)を担当したのが香穂で、なんとその子から、今日、その製本された絵本をいただいたそうです。
内容は、
障がいのある鳥がいろいろな助けやアイデアをもらって大空を飛ぶ
というもので、彼は、
弟や、お母さんにも見せて貰えたらすごく嬉しい。香穂の弟が理解してくれたら、僕はこの本を作った甲斐があるなぁ...。喜んでくれるかなぁ.....。
ということだそうです。
いやー泣ける...。すごい。いい友だち、いい弟がいてよかったね。