原稿を頼まれたので、いろいろ調べていたら、こんなのが出てきました。
アメリカでは、自閉症の子供を持った夫婦の離婚率は、80%だそうです。驚きましたが、アメリカでは、離婚率は、50%とも言われ、高いんですね。けど、それにしても高すぎる。たしかに、渡と同じクラスの子供さんでも、私が知っているだけで7人中3人が、離婚しています。いわないだけで、離婚して、再婚の人もいるかも・・。わざわざ
「このコとは、血が通ってない」
といちいちいいふらすことでもないし・・。
カリフォルニアの場合、夫婦どちらかが、
「離婚したい」
といえば、片方が、
「いえ、私は、一緒に居たい」
といっても通らない。片方が離婚したいといえば、破綻とみなされるところですので、離婚率はカリフォルニアは、高いといわれます。たしかに、わかる気がします。母親は、子育てに必死。お父さんは、うちには、障害児がいるので、がんばって稼がないと。。と思うのでしょう。お互いのゴールをきっちり話し合わないといけない気がします。
仕事をやめるお母さんも珍しくありません。けど、カリフォルニアでも仕事をやめたり、代えたりするお父さんもいますが、やはり母親より、うわさになるので、やっぱりまだまだ
「いざというときは、男が働いて、子育ては母親」
というのがあるのかもしれません。
離婚率が高いというのを裏づけるかのように、渡がプライベートのスピーチセラピーに通っている頃、ほかの家族が、セラピストと一緒にいて、セラピストに
「この人は誰?」
ということを聞かせているのを見たことがあります。そのコは、
「お父さん」
と答えていました。私は、
「変わったこと言うな。このコはよく話すコなので、お父さんくらいは、わかるだろう。」
と思っていたけど、その家族が出て行ったあとで、セラピストが
「再婚するのよ。あのお母さん」
と教えてくれた。
たしかに
「自閉の子供がいるので、再婚ができない」
というのはあまり聞いたことがない。(アジア人で、言っているのを聞いたことはあるけど)なぜだろうか?
私の友達で
「アメリカ人は、次がある。いまよりいい暮らしができるに違いない。というポジティブな考えた方のもとに離婚する人が多いのかもね。」
と言っていました。それは、ある程度あたっているのかも。。と思った私でした。