自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のもめごと part3

午前中に香穂関係のPTAのMeetingにでて、車のレジストの更新をしてから、(実は切れていた!更新の手続きの手紙が来ませんでした。知ってしまうと、1マイル走るもの怖いですね・・。)午後、学校に到着。会いたかった新しいスピーチセラピストとオキペショナルセラピストには、会えず・・。まっ、焦っても仕方がないです。学校初日の渡は、声のボリュームが大きくなってきています。前は、声が回りに聞こえなかったので、IEPにも記入してもらった

渡の正しい声のボリューム。ほとんどうまくいくようになってきました。さて、学校が終わり、私とシンシア、PTA会長、通訳の方たちでMeetingです。とりあえず、私が今一番の不思議は、明日火曜日にIEPが行われるということを、誰が決めたか?シンシアが知っていたのか?のことです。これは、確認すると、校長先生も、シンシア先生も知りませんでした。ダメじゃん。というのは、法律で、IEP Meetingの10日前に"Notice of Meeting”という紙を貰うというのが決まっています。IEPが何月何日に開かれて、誰がでるのか?というのを書いたノーティス書です。私はシンシアに、

「きのうの段階で、休み中にシンシアが貰っていて、今日、私にくれるはずだったのか?」というのを確認しました。シンシアはキッチリした人なので、休みだからという理由で、法律破るようなことは、しないのですが、確認はしないといけません。そうしたら

「渡のプログラムの校長先生と私は、今日がIEPだったことは、知らない」ということです。

また始まった・・。

今のアドボケイトは、前回の弁護士を合わせるとは3人目ですが、前の二人の弁護士も渡のケースマネージャーである、シンシアに連絡したと私をだまして、IEPをしたことがあります。2番目の弁護士もそうしようとして、途中でバレた。あたりまえです。オッチョコチョイの私でも、いくらなんでも二回もだまされない。どうも、1番目に雇った弁護士と2番目に雇った弁護士が、ファイルの引継ぎがあるので、話をするのですが、そこで、悪いこともキッチリ引き継いだみたいです。

PTA会長さんは、そこいらの弁護士よりはるかに法律を勉強しているし、それを100%子供たちのために使う人です。他にも話しているうちに、今回雇ったアドボケイトが、夏休みの間、シンシアや、渡の校長先生と連絡を取らず、渡の教育費を請け負う学区の人としか話していないことが判明。よーするに金のことしか話してない。IEPは、母親が出席する人を決めるわけだし、ケースマネージャーである、シンシアが私に出席する人を聞いてくるわけです。

この話し合いの中で、PTA会長が、私とシンシアの話をしっかり話しを聞いて、どんどん、質問をしてきます。

PTA会長は、法律に詳しいので法律違反である部分をガンガン指摘して、さらに、私のアドボケイトが私に、やってはいけないことはなにか?を説明してくれました。

こうやって、母親は、法律に詳しくなってゆくのでしょう。

「明日首切りのレターを書いておくるので。」ということで、それを出すことになりました。

それを書く前に会長は、私とアドボケイトで交わした契約書を読みたいというので、夜にFAXで送りました。なぜ明日か?というと、明日、朝10時にうちのアドボケイトから、電話が掛かってくることになっているからです。で、必ず通訳を必ず入れてというので通訳さんと自宅で待つことにしました。ほんと、この近辺には、まともな弁護士が居ない・・。

私の友達で、IEPの弁護士で成功した人は、ロス(ここから500km以上離れている)から弁護士を呼んで、IEPをして、無事成功した例を聞きました。そういうものかもしれません。親は、弁護士を数回しか雇わないけど、弁護士は、ずーっと学区の人と交渉するわけで、学区の人に嫌われたら、弁護士活動が難しくなるからでしょう。うちのPTA会長は、二人の自閉症の孫の戸籍上の親にもなっているので、強いです。

子供も親が、法律的に4人いたほうが、強いですよね。

通訳さんは、明日、我が家に10時前に来てくださることになりました。私のアドボケイトが、電話してくるからです。

ありがたい。明日続きを・・。