自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉っ子、こういう風にできています!

食べ物が怖い・・という話があります。自閉症の藤家さんが、食べ物が怖い。気持ち悪いという感覚で、見るだけで気持ち悪かったり、怖かったりするそうです。

これは、すごいことです。これを学校の養護の先生がしらないとすると??

子供の自閉症を気がつかない親がいたりして、その子が食べ物が怖かったりすると??

その子供たちにとっては、食の時間は地獄の時間です。地獄が、一日に3回もやってくる。

それはどういうことだろう?と考えてみました。

たとえば、その怖さや、気持ち悪さが、私達に

「むかでを食べてみなさい」といわれるくらい気持ちわるかったり、怖いものだとしたら??

そりゃ、自閉症の子供が、食べ物をみて嫌がってあたりまえの気がします。

うちの渡もいろんな食べ物が苦手です。泣くんです。

私は、見ただけで、泣くほど嫌いなものはない。

藤家さんの話を聞いた養護学級の先生が、

「生徒に<怖い怖い>と食べ物に言う子供がいて、私は<食べたくない>というのだよ、と指導してた。」

というくだりがあります。これは、食べ物が怖く見える自閉症の人から、見たら間違いですね。

やはり怖いんだということを認識していないと無理に食べさせてみたり、罰を与えてみたりする方法が成り立ってしまいます。食べ物を安心して見れるようにするところから始めないといけないかもしれません。これは、私もなにか手があったら、教えていただきたいです。