自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

いそがしい父

父に会おう!とおもってもどってきたものの、父が非常に忙しいということが判明。

母が亡くなり、がんばっているので、様子見ですね。

父がすむ市の戸長さんだった方の「戸長日記」という古文書を訳しております。今の言葉で言う「市長さん日記」みたいなものですねー。

もともと父は古文書などは読めなかったのですが母が介護施設に入り、時間があいたこともあって地元の古文書クラブに通い読めるようになりました。

大学の名誉教授の方が先生になってくださり、おしえてくださっているのですが、そのクラブで訳した文書を少しお金ができたということで、大学で製本してくれました。それが企業の方がの目にとまり「父の住む市の正確な歴史書というか、文書がない」ということで、医学に関わるような文書も多々あるので、製薬会社から、しっかりと投資がはいった模様。日記の時期は、明治7年から27年という長い間のもので、正確で欠けがなく、資料価値が非常に高いものだそうです。父のグループで訳したものは、まだ数年で、これから20年以上の文書を訳すわけです。

「お父さん、死なれへんな」という話をしておりました。

最後まで頑張って訳してほしいものです。

けど、この年齢になっても社会に役立つような活動ができる父ってすごい。尊敬するわー。