自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

八神純子さんのコンサート

八神純子さんのコンサートのことは、赤間さんのブログのここここにあがっています。

一番のファンである赤間さんが書いてくれないと、私も書きづらく。

この日赤間さんが書いているように、実は最初に八神さんをTwitterでみつけたのは、もちろんのこと赤間さん。

私が

「じゃ、Twitterでこちらがフォローしてもらわないと、話がすすみませんよ」という話になり。赤間さんは、いろいろ試みた物の玉砕。私はここで、愛弟子の渡がおりますので、彼に八神さんの写真を見せて、この人にフォローしてもらいたいんだけど。どうしたらいいかなぁ?とつぶやいておりました。息子は、

"She is great!"

と親指立てて喜んでおりました。こういうときは、渡のおまじないがかかり、うまく行く気配。彼は運がいいのです。140字に自己紹介をつめておくると無事につながりました。

そこからいろいろ話が弾み、チャリティコンサートにする話まででました。もともと、私と赤間さんはボランティアで知り合って10年のおつきあいになりますので、チャリティでしましょう!と聞いたとたん、血が騒ぐ騒ぐ。

けど、実は、私は音楽を聞くのは大好きですが、カラオケが大の苦手。そうです。歌うことが苦手です。人前で歌うか?10kmマラソンか?どちらかをしろと言われたら、迷わず10kmマラソンを取ります。なので、今回のボランティアは、仕切りが難しい。

前日、打ち合わせかねたBBQがあったので、どうにかなるだろうと。

開発リーダーが100%天然のバリ島の塩で、手羽を焼いてくれます。これがまた緻密なんです。図解入りレシピはこちらにあります。

八神さんも

「これはおいしいわ」と喜ばれました。

八神さんとはいろいろ話しました。自閉症を持つ子供のこと、普通児の渡の姉の育児の事。海外で子供を育てるということ。八神さんは本当にいいお母さんです。スターなんですが、人の気持ちをよく理解されて、包み込まれる優しさがあります。感動、私は舞い上がっておりました。

さて、次の日ですが、八神さんがうちの会社にいらしてくれて、私からは、バリ島の100%天然のお塩をプレゼント。八神さんは、奥田シェフとこんなことをされます。

奥田政行シェフ“萩の食財”を楽しむ 東日本大震災チャリティーディナー&コンサート

◆日時:平成24年7月6日(金) 受付 午後6時から  開宴 午後6時30分から

◆場所:萩本陣(萩市椿東385-8) 電話0838-22-5252

◆料金:15,000円(税・サ込)

◆定員:200名(先着順)

◆主催:ふるさと萩食品協同組合

◆共催:萩市

◆協力:山口県漁協はぎ統括支店、あぶらんど萩農業協同組合

◆問合わせ・申込:ふるさと萩食品協同組合 電話0838-24-4937          

:萩ブランド流通開発室   電話 0838-25-3811

塩の研究では有名な奥田シェフの為に八神さん、お塩を日本まで持って帰られるそうです。日本の皆様、このディナーパーティ面白いと思います。

会社でうちの製品などをみていただき、きのうからすっかりファンになったリーダーは

「僕の椅子に座ったもんね!」とうれしそう。

直筆で皆様にお手紙を書いてくださいました。またすごく字がお上手。これをコピーにいったのですが、Kinko'sの高速コピーだと間に合うと思い、慌てて行くと、3台のマシーンのうち、1台が故障、もう一台は、他の方が使っていました。

けど、開発リーダーつれていってるから、大丈夫だもんね!と機械だったら、なんでも彼にと思っていた私も甘かった、リーダーは吸い込まれる紙をみながら10枚のコピーに3分かかっていますね、これだと50分かかります。

間に合わないじゃん!リーダー、早くしてよ。

「僕はコピー機じゃないので、時間は計れても、コピーを早くするなんていう神業は持っていません。」

「えっーなんの為の学位だよ。これ、早くできないの?遅刻だよ。」

と訳の解らない事を叫びまくる私の横でリーダーはたんたんとできたコピーを綺麗に積み上げていきます。

結局5分遅れで現地に到着、車からとびおりて、すぐにボランティアの説明です。

コンサートが始まったら、涙がでてきました。ホールのほうは、高校生の人におかませしていたので、様子をみにホールへ

高校生の子から

「ゆみちゃん、みたいんでしょう?大丈夫だよ。中で見ておいでよ」

とこれにもまた涙。優しいねぇ。

結局、コンサートホールを出たり入ったりで、半分ほど拝見させていただきましたが、それでも八神さんのすごさは伝わります。昔よりすごくよくなっていると思います。人を包み込む暖かさとつやが加わり、多くの方が、涙されていました。

ありがとうございました。