自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

ディストリクトのコンサート

学校から夕方に電話がかかってきました。全員に知らせるようなことは、録音テープが回るのですが、録音テープで、

「あなは、香穂のディストリクとコンサートの当日です。これは、香穂の通う学区内にある高校の6校の吹奏楽部が集まり、600人規模で、コンサートをします。声楽、コンサートバンド、JAZZバンド、打楽器のグループ等々にわかれ、サンノゼ大学の先生が各ブループを担当し、大学のだいホールを貸し切って、大規模の演奏会を行うものです。

なので、朝の9時からコンサートが終わるまで自宅にいなかった香穂。

学校は音楽の先生からの「公欠」届けが出されています。


ところが、香穂の高校から夕方に電話がかかってきました。全員に知らせるようなことは、録音テープが回るのですが、録音テープで、

「あなは、学校を無断で休んでいます。この番号に電話しなさい」

というものです。香穂にあとで聞いたら、なんとサンノゼ地域では、誰かが、マンホールをこじ開けて、AT&Tの地下ファイバーを切断したらしく、その復旧作業を学校で行っているときに誤ってこのオートマテック電話が流れたようです。

怖い話ですね。

学区のコンサートは、香穂は先日セクションリーダーを決めるテストをうけ、無事に代表に選ばれたでのトロンボーンの代表として、演奏しておりました。いままで目立たなかった香穂が、こういうことをするようになったんだなー。人って変わるんだなーと思った日でした。みんな演奏もうまくなり、充分に楽しめたコンサートになりました。さて、明日からは、香穂の合格大学を巡るために、ロスに向います。さてまた、驚くような距離を運転することになります。