自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

学校見学 Part2

きのう書いた学校見学ですが、エイド(補助の先生)二人だという謎。

学区が、運営するクラスは、定員が、普通学級と同じのため、先生が一人です。学区の運営のウラスは、通常、エイドは、一人が普通で、このエイドの数は、法律では、規定されていないので、いなくてもOKです。なのに、このクラスに何故二人ものエイドがいたのでしょう?私は、なんとなく心あたりがあり、聞いてみました。

「このクラスには自閉症はいるの?主に、学習障害、ADDの子供が多いように見えるけど?」

「いるわよ、二人」

私は、内心。<きたきたきた~!>と思いました。

「その子供は、専属のエイド(シャドウエイドといいます)がいるの?」ときくと、

先生、口軽ろやかに、

「いるわよ!一人はシャドウエイドがいるわ」

私は、ここで、

私:「では、このクラスは、エイドが、合計3人いるのね?」

見学先の先生:「.........」

私:「えっ?だってそうでしょう?シャドウエイドは、自閉症児のその子供を専属で見るはずだからクラス全体をみるエイドとしてカウントできないでしょ?」

先生:「えっ・・・いえ・・・このクラスエイドは、一人です。けど、この自閉症の生徒は、そんなに助けが要らないから、クラスの仕事もしてもらっているのよ」

ということでした。これ、ダメじゃん・・。シャドウエイドは、シャドウエイドとして、自閉症児の彼に必要だとIEPで決まり、クラスに派遣されてくるはず。なのに、勝手に

「いらないから」なんて判断するクラス・・。再度IEPで話し合って、

彼には、必要ないという決議がなされないといけないハズ。

渡は、こういういろいろな生徒がたくさんクラスにいる場所だと、助けが必要だと言語ではっきり言い表せないので、根気強くそばについて、助けが必要だと見極め、助けてくれるエイドが必要なのです。勝手な判断で、クラスのほうのお手伝いにまわってもらっては、言語におくれのある渡は無理。だって、

「先生助けて」って手をあげていえないのが、渡なんだもの・・。

スクールサイコロジストは、(学校の心理の先生)

「渡は、このクラスどう?」と聞いていたので、

「無理だと思う」とお話して、サイコロジスト、私のアドボケイト(弁護士の一歩手前の人)と通訳さんの4人で、別室での話あいになりました。続きは明日・・・