自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

自閉症の渡の公文が大変すぎる話。

渡は、まだ公文を続けてやっております。20歳以降のほうが、はるかに進みが早い。私が教えるのは国語。口頭で自分で考えて話せる言葉はたぶん1歳児のおしゃべりな女の子には、余裕で負ける。けど、書いてある字は必死で読もうとします。たどたどしいし、何分かかるかわからない。けど公文が好きで進んでやります。そうしているうちにどんどん公文が進んでしまい、今、よんでいるのは、芥川龍之介。

いやー大変だ。「トロッコ」は、渡もわかる。機関車トーマスに出てくるキャラクターに似ているらしく、大興奮。芥川龍之介でこれだけ盛り上がるのは驚き。芥川龍之介も見たら、引くと思う。ところが問題は「くもの糸」これは、丁寧語がさっぱりわからない。よく帰国子女が丁寧語が話せないというのを聞きますが、もうお釈迦様に対する言語なんてまったくわからない。ほぼほぼイタリア語か?という世界です。いやーこれは、レベルがちがいすぎるわ。けど、学びたいという渡を放り出すわけにはいかないので、少しづつ必死で教えています。母のほうが、疲れる公文の国語です。