会社にいらしてくださった方から日本のお土産だと羊羹を頂きました。
甘い物が大好きな開発リーダー。お客様がお帰りになってから、小躍りしておりました。
「やった。羊羹!羊羹!!!」
ところが、その開発リーダーの動きがピタっと止まった。
えっ?どうしたのかな?と思ってリーダーをみると表情がまじめになっている。
どうしたんだろ?と思ったらリーダーが
「あっ・・」
とつぶやいた。
私はまた急にお腹でも痛くなったのか?と心配したら、羊羹の箱の裏を見たまま固まるリーダー。
羊羹の箱の裏で固まる?どういうこと?
私が
「どうしたの?」
と聞くと
「素数だ・・。」
とつぶやくリーダー。
はぁっ???そすうだぁ??
訳わからん。
リーダーが見たのはこれ。
内容量が素数の13だ。ということのようです。
「ゆみさん、なんで素数なんだと思います?素数で入っていますよ。この羊羹。」
知らないよ。そんなこと・・。箱の都合や予算の都合じゃないの?と言おうと思ったけど、そんな説明、リーダが納得する訳ない。
なので、とりあえず
「リーダー。開けるよ!」
と包みを開け始めた私。
中身はこんな感じ。
よーするに2種類の大きさの違うものを入れたので、たまたま13なった気がする私。リーダーは、
「どうして割り切れない素数にしたのかな?1つはお供え用なんだろか?」
と古風なことを言い始めました。
わたしが
「だからさ。箱に入るのがこの数なんだってば。だからたまたま13個になったんだよ」
リーダー腑に落ちない。
「えっー!!たまたま素数にしたんですか?だって素数だと、2人家族、3人家族、4人家族、どう考えても上手くわけれないんですよ。1人か13人なんです。いったいどの家族数をターゲットにこの数を考えだしたのか?」
リーダー・・。たぶん製造元の人は誰も素数だ、なんて気にしてないだろうし、もっと凄いことはそれ以前に誰もこれが素数だと気がついてないと思う。そんなこと羊羹を見て誰も考えないよ。
なにがなんでも数値が気になるリーダーでした・・。