自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

~アメリカの高校3~

香穂が取るAP歴史のクラスについて。まず、このクラスを取る前に、先生から手紙が一通渡されます。

「あなたの子供は、歴史のクラスは、大学と同等レベルのコースをとります。私は親として、そのことを理解し、子供のために、大学と同じ勉強ができるような環境を家庭内に提供します」

という紙にサインさせられました。

なんか、物々しくて、怖い・・・。私がこわがって、どうする!!なんだけど。サインして香穂に渡しました。

このクラスはA-DAYに行われます。宿題は、単元1章~2章を2日以内に読み、先生が出してくる質問4~5つに論文形式で答えるというものです。単元って1章って、なんか、すごくない?と思って香穂に聞いてみると単元1章は、短いもので30ページ、長いもので50ページあるわけです。えっ!全部英語だよね?(あたりまえだけど)それをよみ、今度は、先生の質問に対するレポート作成です。問題の一問を教えてもらったら、

「ジェームスタウンという街は、最初出来たときは、あまりよくない街でしたが、それは、どのようによくなくて、なぜそうだったのか?そのジェームスタウンが、数年後によくなったのは、なぜか?その街の対外政策、治安政策等をレポート半分から、1枚にまとめなさい」というのが、問題の一つです。ハード・・これを2日以内にします。宿題は、どの教科も必ず出ますので、これ以外にも3教科分の宿題が、あります。私は、日本史が好きだったけど、こんなにやらされたことはなかった。思わず、私が生徒でなくてよかったと思いました。けど、勉強したいっていう人間には、いくらでもさせる、したくない人間には、そんなにハードにしなくていいという感じの学校です。

ハードな話だったので、明日は、普通学級の理科のクラスについて。