自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

めばちこ(ものもらい)その後

サンフランシスコに行ってきました。会議も無事終了して、それから、渡の学校へ。ちょうどサイコロジストさんも来ていたので、学校の話を少ししましたが、詳しくできなかった。というのも、うちのクラスに入って足掛け5年目の生徒さんが、休憩の時にいつも遊ぶ普通クラスの友達グループが、プロジェクトかなにかで、いなくて、ほかの友達と遊ぼうとしたのだけれど、行き違いが起こり、いざこざになったらしい。彼は、一度も学校で泣いたことがないのに、初めて泣いたそうだ。泣くと長泣きしてしまい、2時間たってもまだ泣いていました。すごいなぁ・・。と思う。

それだけ泣けるというのは、それだけ、感じたことがあったのでしょう。心が、純粋なんだと思う。なので、深く傷がつくんでしょう。

我が家の渡は、そういうところは、私と同じで、泣くときは、天地がひっくり返るくらい激しく泣きますが、15分以上の長泣きがない。よく言えば、根にもたないけど、悪く言えば、すぐに忘れる。泣いたと思ったら、泣いてつっぷしたその場で、ありを見つけたりしたら、もう終わりです。

ありと遊んでしまう。私も小さいころ泣いてつっぷして、そのまま泣いた理由を忘れて、砂遊びできる子供だったそうで、怒って泣かせた母としては、あきれたそうです。

帰宅してから、公文の日だったので、自宅に上がる間もなく、渡と香穂をつれて公文へ。めばちこのクスリを購入したいので、英語名を調べようと思ったのだけど、辞書を忘れたことに気がついた。なので、携帯で、友達に「ものもらい」ってなんていうの?と聞いてみました。彼女も後から、公文へくるので、

「わるいんだけど、英語名がわかったら、私の駐車してる車の前のワイパーにはさんでおいてくれる?あとでお薬買いに行くときに、そのメモ使わせてもらうから。」とお願いしました。公文から、出てきたら、なんと、すでに購入してくれて、薬がはさんでありました。これは、最高にうれしかったです。渡をつれて買い物は、なにかと大変。それに今日は、時間があまりなかったので、とてもとても助かりました。友だちって、ありがたい。