自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

早朝起床

まだ外も暗い早朝に起床し、家事をかたづけた私。朝8時に近くのカフェに向かいました。

用事はなにか?というと、きのう締め切ったJTPAツアーの審査の打ち合わせです。

審査基準や、審査フォームの最終チェックです。今回は応募が150名を越すという多数でしたので、失敗は、許されません。確実にみんなをしっかり審査できるように、こちらも落ち度がないように徹底的に配慮します。そのために、休日返上し、

id:seihiguchiさんと、書類作成です。といっても、千賀さんがいうようにロケット設計並のタスクと書類の作成ですので、シリコンバレーの暖かいのんびりした風土に、のんびりくらしている私が、この頭の回転の速さについていける訳はなく、私がなにをするか?というと、

「これ、わかりますか?」

という確認に反応し、意見を述べます。

というのは、次の世代にツアーを残すためにも、ツアーの係りを引き継いだ人が、誰でも使える状態のものを作り出さないといけないからです。JTPAで一番、PC関係、書類関係に弱いのが私。私が使えれば、数年後に誰かに引きついだとしても、誰でも使えるということです。

ですので、立ち会っています。

専門用語は、少しでも煩雑なものを使おうものなら、

「う~~ん・・。わからない・・・えっ?今の何?日本語?フランス語?」

「えっ?これどうやって、ファイル開くの?クリックだけ?えっ?開かないよ?」

と、意見を述べます。そうすると、

id:seihiguchiさんが、誰がみてもわかる使いやすいものに、変換してくれます。絵を入れたり、図解までいれて、誰でも理解できます。いやぁ。。ここまでわからないとは、思わなかったという感じですが、文句の一つもいわず、付き合ってくださいました。ご苦労様です。日ごろスタンフォード大学内では、ツーといえば、カーという感じで、反応されている内容の話が、

「えっ??わからない。私に話してるの?」

の言葉で片付けられてしまいます。ストレスが多かったと思います。

午後すぎまで、ツアーの内容の打ち合わせや、ホテルのつめ等をやり、落ち度がないかの確認です。

お昼過ぎてしまいました。

私は、ロケット設計並のタスクが出来上がって行く間あき時間等をつかって、申込者の応募を読んだりしていました。

う~ん・・けど、応募要綱をきちんと読まない人が多いなぁ。。。

応募用紙の名前は、苗字、名前、誕生日で書くようにといわれてるのに、名前を先に書いてきたり、年齢記載は書いてないのに、わざわざ年齢を書いてくる人もいるし。日本人って、どうして相対的に年齢が好きなんだろう。

20台後半になったら、軌道修正ができないとか、思うのだろうか?アメリカですので、70歳越しても軌道修正してる人がいる国です。

もっとすごいのは、JTPAをITPAって書いてくる人もいて、爆笑してしまった。いったいどこのグループだ?

ほかには、

Mixiに私の考えや自己紹介等をあげてます」って書いてあるので、みると、

「友達にしか公開してませんので、あなたは、見れません」

って、でてくる人もいた。これじゃ、書いても意味ないじゃん・・。JTPAの審査員も友達にいれておくれ(笑)

午後もはるかに回ったところで、打ち合わせは、お開き。

私は、香穂の学校の先生、渡の学校関係に配るクリスマスプレゼンとを買いに走り、夜は、友達の家で、うだうだとご飯を食べながら、来年度の仕事の指針等を決めておりました。

充実した休日です。