自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

待ちに待ったフェリーに乗るぞ!

早朝からの人間ドックが終わり、子供達と合流。

本日のメインイベントは、さんふらわあ🚢に夜に乗る、ということ。北海道に向かいます。

これが大変なことになった。

アメリカを出る前に、「北米からのりたまを持参したい」という息子。のりたまなんて日本が本場なんだからどこでもあるし、わざわざ持って行ったら検疫で引っかかるし、やめようと提案。

「のりたまはどこでもあるよ。コンビニでもあるし」。と説得したので、持ってこなかった。息子としては『絶対にのりたまをさんふらわあにのせて、白いご飯にかけて船の上で食べる!』という、渡にとっては壮大な計画があった模様。けど、口頭での話ができないから、私は、そんな計画をしらなかった。自閉症は一度「これをやる」と決めたら、すごくこだわるので、もう絶対にのりたまを見つけなければ、納得しない感じです。のりたまを軽くみていた私がバカだった。

昨日は東京駅の真ん前に宿泊したので、東京駅近辺で気温31度の中、のりたま探しが始まった。数時間探したけど、百貨店にはないし、コンビニにもない。(コンビニってオシャレな最近のふりかけしかなかった。)渡はどんどん悲しい顔になってくるし、船の乗船時間は迫ってくる。焦りまくって、兄弟に連絡したら、

「銀座のO.K.スーパーにあるんじゃない?」と教えてもらって、慌てて銀座に向かう。

無事にゲット。(⇦私たちが彷徨っている間、兄弟はわざわざOKスーパーに連絡してくれたみたいだった。ありがたい)

もっと早く兄弟に連絡しておけばよかった。もう一つ好きなふりかけ緑黄色野菜も手に入れました。

自閉症あるあるな本日。何年自閉症の親をやってるねん!と自分で突っ込んでおきました。

私は私で、船で飲む日本酒を探さねばならない。これはもうわたると違ってどこで買うか?というのを明確にしておいたので、そこで色々見る。特別限定の酒を見つけたので、それを購入。

香穂に、

「香穂は船ですることは?」と聞くと、

「あ、私、おつまみを横からいただく。」というので、おつまみを大量購入。こうなりました。

準備も整ったので、東京駅から特急ひたちに乗って、水戸まで行く。東京駅では、こんなのを見つけて、こういうのを見るとすぐに頭を突っ込む息子。

水戸に着いたら、そこから、鹿島臨海鉄道に乗って、大洗に向かいます。鹿島臨海鉄道ってこんな感じの電車が走っています。

可愛い...可愛すぎる。

車内も空いていて、渡も遠慮なく、一番前に立ち、車窓を楽しみました。

あっという間に茨城県の大洗港に到着。すでに大勢の人がおりました。

本日のお宿になる「ふらの」

これで苫小牧港まで向かいます。出港1時間半くらい前に乗船できました。

船の中でのことは明日のブログに上げていきます。