自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アテナの注射

我が家には3匹の猫がおります。

アポロ 9歳(男の子)

とにかく争いは大嫌い。他の猫に何をされても怒ることもなく、仕返しすることもない。やられたら、やられっぱなし。職業は監視。

こうやって窓の外をいつも監視し、人が来たりするとそーっと知らせに来る。

そーっとすぎて、私が気がつかないくらい....。我が家に来た理由は、「あぁ、この子は平和だ」と思った私は、シェルターで引き取ることを決めました。

 

アテナ 9歳(男の子)

物事の先読みができないので、逃げることに必死になって床で滑ってこけてくるくると回って滑りまくるという...。運動神経ゼロです。飛ぼうとしてうまく飛べず落ちるなんておはこです。

運動神経鈍そう...は私に読まれていたので、当時は、Windyという先住猫がいて、この子は本当に賢くて、運動神経が良かったので、いやーアテナを連れて帰ると圧倒的に負ける。この鈍臭さは、ありえない。と思って連れて帰ってくる気はなかったのですが、アポロを連れて帰ると決めていたので、シェルターの人に

「この2匹は同時にシェルターに来ていつも一緒に遊んでいるの。アポロ1匹だけ引き取るとあなたたちがずっと子猫の相手をしないと行けなくなって大変よ。2匹引き取った方がいい」と言われたので、引き取ったけど、2匹が一緒に遊ぶことはほとんどない。シェルターの人、役者が一枚上でした。確かに、アテナはは誰も引き取らないだろうなぁ。我が家にやってきてからも、いつも色々な物語を作り出します。

そんなアテナは本日注射。怖くて仕方がないけど、震えることもなく、いつか、終わるだろうという感じで問題なく注射を受けてくれました。ありがたい。

 

アイリス2歳(女の子)

世界は私のために回っていると信じてやまない猫。

他の猫とすれ違いざまに無抵抗主義のアポロへは、すごい確率で殴る。メンチ切ったという感じの本当に言いがかり。アポロは何もしていない。

お姫様なので「私が世界で一番だよね。無関心とかありえないし。」という感じです。

ないわー。

頭の回転が早くどちらかというと関西系の血が入っているのか、あっという間に知恵を使って、他の2匹を牛耳るし。

 

我が家の猫たちは全員シェルターからやってくるのですが、名前は全て香穂がつけます。ずっと香穂がギリシャ神話から名前をとって、ちょっとアレンジしたり、そのままつけたりしています。

こんな個性的な猫たちに囲まれて生活しております。