開発リーダーと備蓄米について話していた。
「備蓄米って、10万トン = 1 億キロなんだけど、5kg パックで、精米歩合 90% にしているとして、1800 万袋にしかならないから、国民1世帯1袋くらいしかゆきわたらないねぇ。」ということで結論づいた。こんな計算、自閉症で発達遅滞の渡でもできるわ!政治家が何時間もかけてやることじゃない。来年から、どうするねん!というのも私の疑問。
なんだか、江戸時代の保科正之の明暦の大火の話を思い出した。食糧難の上に江戸中が火事になり街の鎮火ができなかったので、江戸中の備蓄米を置いてある蔵を無料開放するので取りにこいと民に言ったら、みんなが火事の火を消しながら水を持って米蔵にたどり着いたので、江戸の大火が一気に鎮火したという話。さらに、燃え尽きた江戸に江戸城を建てることを考えてた重鎮たちに、江戸の街の復興が最初といい、江戸城再建をさせなかった彼は、すごいわ。これくらいのアイデアを政治家だったら、出してほしい。米の収穫は年に1度なんだよ。それは子供でも知っている。輸入米が美味しい不味いの論点なんてどうでもよくて、その前に、買い付けて国民に無料で配ればいいじゃん。非常時なんだから。それでアメリカの米が嫌な人は、自分で買えばいいんだよ。私はお金はらって、アメリカのお米食べてるけど、別にまずいと思ったことはない。とっとと買い付けて、配ってしまえばいいのに。アメリカに住んでる日本人、アメリカで作られた米を食べてる人多いよ。不味くて涙が出るとか、聞いたことないけど。
さらに言うなら、私たち家族の体験がすごい。
アメリカでの別の話だけどコロナの時のこと。うちの渡は障害がある上に、重度の喘息もあり。私自身も免疫の癌のサバイバーなので、買い物に制限がかかるとなった瞬間に、速攻でケースワーカーから連絡が入り、毎週無料で野菜が20kg近くもらえる場所を言われて、米やパン、インスタント食品もドライブスルーでもらえた。運転できない人には、配達してくれると言っていた。証明書も何もいらなかった。言われた場所に言われた時間に行けばいいだけで、それも1週間に4回あって都合のいい日に都合のいいところに自分で車で行って、車から降りずに(罹患を防ぐため)車のトランクを開ければいいだけだった。トランクを開け得ると、ボランティアや、色々な人たちがどんどん野菜や水などを積み込んでくれた。誰にも接触しないで車の窓も開けずに、これだけのものが自分の都合のいい時間にもらえた。緊急時の対応がすごい。中には、買えるけど、並んでいる人もいるかもしれないけど、それよりも、まずは死者や餓死者を出さないことが最優先だった。アメリカにも問題は多いし、欠点だらけだけど、日本がいい国であるためには、各国のいいとこどりをして、いいところだけ真似すればいいのでは?
今回の日本は、5kg程度の米に、高い金を取った上に、何時間も老人を並ばせるってやっぱ狂気だと思う。
さらに言うなら、日本は、備蓄米は国民の税金で国が管理しているものじゃないの?何かの際に無償で配るためのものじゃないの?これって、レストランで、「先払いです」って言われて、先にお金払って、帰る時にも「お勘定お願いします。まだもらってないので」って言われてるのと一緒では?