自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

髪の毛を切るぞ!

渡はおじいちゃんの家に来れたことが嬉しすぎて朝4時から起床。私は朝5時に起きて、まずは木津卸売市場へ。父が好きなお刺身などやおせちの準備等々を買い込むので、そーっと一人で卸売市場に行こうとしたら、隣でしっかり着替えてジャンバーを着ている人がいる...。えっ...。来るの?

ついてきてしまいました。気温は1度です。いやー、自閉症連れて、この年末の買い込みは大変なんだわー。と思いつつ、文句を言っても一人で電車に乗って帰れるわけもなく、しょうがないので、必要なもの買い込んでいく。

けど、思ったより普通に買い物ができて、渡もなんとなく雰囲気で、ここではふざけてはいけないと思っている感じ。彼が何よりも怖かったのは、大阪なのでフグを丸ごと売っている。けど、ふくれてまるまるとした死んでるフグとかは怖いらしく、死んだフグに向かって「あんたは死んだ」と確認のように、言ってみたりする。たぶん、自分で「死んでるので、怖くない。こんなに丸く膨れたお魚でも怖くない」と言いきかせているんだと思う。英語なので周りは、わかってないみたいでスルーしてくれるかなぁと思ったけど、ここは天下の台所。甘くはありません。

「お兄ちゃん、これ行っとこか!」

と拡声器使ってますか?と聞きたくなるくらいおおきな声で言われた上に、デカい死んだフグを持ち上げられて、見せられて、怯えまくる渡。

 

けど連れてきてよかったことは、とにかく文句もいわず、どんどん荷物をもってくれること。姪っ子たちも夫婦でやってくるので、すごい人数でのお正月になるので、とにかく食料は買い込みたい。

買ったら片っ端から、息子のリックサックにいれていく。文句も言わず、ご機嫌で、しっかりと持ってくれました。

大量の食材をもち、自宅にもどり、おじいちゃんから偉く褒められて、怖かったふぐのことも忘れようと必死です。

朝ご飯を食べ、そこから、今度はホームセンターまで2.5km歩いて、買い物です。

食べすぎてる私たちには、ちょうどいい運動です。

ホームセンターで買ったものは、網戸を張るための道具と網戸。

さて午後からは、ヘアーカット。前に私が来た時に「息子が自閉症だけど、お姉ちゃんも私もいるので、迷惑はかけないですが、お話ができないこと」を説明してあったので、すごくスムーズに切ってくださいました。美容師さんも慣れてました。彼女に褒められて、大満足。

さて、明日は網戸はりだ!