自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

サンノゼ空港で驚いたこと

さてさて、11月に家族の関係で、もどりましたが、本日の12月20日からは子供達と、日本に向かいます。

渡のお姉ちゃんの香穂がロサンジェルスの近くに住んでいるので、娘はロスから日本に飛んで、私たちは、サンフランシスコ空港から飛ぶ?とか計画していたのですが、ガンとして、渡が許しませんでした。「絶対に日本にはお姉ちゃんと行く。」そうです。

なんなら、母はいらないくらいの勢いです。

とにかくお姉ちゃんが大好きなので、一緒に行きたいらしい。ということで、本日は、サンノゼ空港から、ロサンジェスルに移動です。

前は、朝早く国内線でロスにいき、そこからその日に日本へ飛ぶことも考えたのですが、サンノゼ空港は、たまに朝冷え込むことがあり、冷え込んで垂直尾翼が凍ると、飛行機の出発が遅れることがある。そうなると、乗り継ぎがうまくいかなくなるので、前日にサンノゼ空港から、ロサンジェルスに飛び、ホテルで1泊してから、家族で、近郊のホテルから、ロサンジェルス空港に向かうことにしました。これが大正解。なんとここ数日、朝がものすごく冷え込み、サンノゼはマイナス1度になったりで、道路が凍ったりと異常気象です。

 

ということで、先ほど地元のサンノゼ空港に着いた私たち。チェックインしようとして驚いたこと。

カウンターで渡がゆれたり、話しかけられても反応が遅いことに気がついてくれたカウンタースタッフの人。わたしが「彼は、障害者だから」といったら、”Special needs kids?”と聞くので、そうだといって、荷物預けて、ゲートにむかいました。そしたら後ろからカウンターの係の人が、走ってきてくれて、これを渡してくれました。
「必要だったら使って!」って。なんと、「自閉症など目に見えない障害の人たち人のことを空港スタッフが助けやすいようにするもので、首からかけてくれれば、カードの後ろに連絡先がかけるので、もしお母さんと逸れた時でもすぐに連絡してくれるし、時間がかかるということもスタッフが認識しているので、ゆっくりと税関も通れる」と言われました。
早速首からかけました。税関の列に並ぶ時に、
 「これはどこから通るの?どの列に並ぶの?」と聞いたら、「プライオリティの入り口」と言われて、そこから通ると待ち時間がゼロ。後ろに人が来ないようにしてくれた(たまたま誰もこなかったかもだけど)ので、ゆっくり税関を通れました。税関の人もすごく優しくしてくださいましいた。税関ってさっさとしないといけないので、なんとなく怖いと思っていたわたし。ところが、他のスタッフからも、
「係のヘルプが必要だったら言ってねー」と声をかけられました。手荷物を出したり、入れたりが遅い彼には、ありがたいサービスでした。ボディスキャンもかかりの人が言っていることがいまいち分からず、飲み込みがわるくても根気強く付き合ってくださいました。
どこの空港でも使えるのかなぁ?明日、LAX(ロサンジェルス空港k)でもとりあえずかけてみます。このサービスの名前は"Sunflower Lanyard Program for Invisible Disability Awareness ”というものでした。ここにどのようなサービスが受けられるか?出ています。

https://hiddendisabilitiesstore.com/us/

追加情報→日本では、成田、羽田、福岡、新千歳、那覇 で使えるそうです。空港カウンターの人も知らない人が多そうなので(アルバイトで年末の短期で働く人とかもいるしねー)、空港で飛行機のチェックインの時に、
”Sunflower Lanyard Program for Invisible Disability Awareness のプログラムを使いたい”というのが吉です。なんならこのプログラムのひまわりの写真などを見せれば、わかるみたいです。
ロサンジェスルに行ってきまーす!