自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

父のこと

父が22歳の頃の写真。

白黒だったものをカラーをつけれるアプリがあるというのをお友達に教えていただき、色を入れてみました。わたしの祖父母(父の両親)の写真も、わたしが持っていたので、父が手術を受ける前に、色付けして見せたらすごく喜んでいました。色が入るとやはりすごく本人に似ていました。カラー写真ってやはりすごい。
父は、写真をみて、元気に手術のための入院をできたことがよかったです。
当時の父はモテたらしい。本当にもてる人というのは自分ではモテたといわれないので、父から聞いたことが一度もない。けど父の関係者の人たちに会うとみんな口を揃えていうので、たぶん、事実だろうと思う。
 
県代表で、バレーボールで国体にも出たそうだ。貧乏農家は、大学進学はできないはずだったのだけど、しっかり兄弟全員大学進学させた祖父母。父の姉2人も大学に行ったそうだ。当時では女性の大学進学は非常に珍しい。祖母は、いつも土地や金は取られることがあるけど、知識は誰も頭の中に手を入れて盗むことができないので、つけた方がいいという意見だったそう。わたしにもよくそう言って「勉強はした方がいい。身についた知能は誰も盗めんでよぉ」と言っていた。
 
 たしかに66年前の写真でこれだと、まったく誰も気にとめないということはないんじゃないだろうか?ひとりくらいは、ちょっと気になると言う女性がいてもおかしくないかなwww 怒った顔など一度もみたことがないし、いつも冷静だし。さらに、今もヘルパーさんなどから、非常にしたわれているし、会社時代の部下は、父のことが好き過ぎて父の家の近くに家を建ててしまった...。
 
父は貧乏農家の末っ子なので、いろいろ苦労もしたらしいけど、系図だけは、ただただ昔から長く、農民が戸籍をつけていいと言われた元禄から、代々の大量のお位牌があるうちの父の実家。わたしもお位牌をみせてもらったことがあるけど、元禄時代のお位牌ってすごい。もっと前もあるんだろうけど、農民は名乗れなかったので、時代が読み取れなかった。
お墓参りなんて行くと、墓が大量にありすぎで、どれが誰の墓だとはもうわからない。すごいわ。けど、わたしは兄弟は姉妹で旧姓はなのっていないので、この家系図も父の代で終わりです。わたしが男に生まれていたらもうちょっとおもしろかったのかな?と思った本日でした。