自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

さて、帰ります。犬神家の一族の牛がいた。

ホテルでの避難中も結構、ニュースと睨めっこしていましたが、サンノゼのほうの空気も落ち着いてきて、喘息持ちの渡も耐えれそうな感じになってきたので、本日帰宅を決定。

自宅に帰るとまだ空気は完全によくないので、外の散歩などもできなくなるかもと思い、渡の希望もあって、ハイキングをしてから帰宅することになりました。きのうは10km強、歩いたのですが、本日は「牛がいるところを歩きたい」という渡の希望で、牛のいるところを歩きました。5kmくらいを予定していたハイキングの距離が伸びる伸びる。

ホテルの前にあったLagua Lake Park という大きな公園は、様々なトレイルがあって、ハイキングが楽しめます。

渡は生き物が好きなので、牛の近くに行きたかったらしく、この道を歩きたいという希望の道を歩き始めました。なんと!このハイキング道。牛を飼っている中にある。というか、平気で牛もハイキング道を歩いている。ハイキング道の距離が7km。ようするに、円周7kmの敷地内に牛を放飼にしてあり、その中に誰でも歩けるハイキング道があるという...。

こんな大きな牛の横を歩きます。襲われないのか?と思いました。

渡の希望は、牛と歩くことだったので、トレイルを歩く牛に平気で着いていく。

ところが、大抵の生き物は、渡が近寄ったら向こうも近寄ってくる感じです。なんだか、動物に心配されている模様。牛が、先導して歩いてくれる感じ。

結局、牛を飼っている敷地が結構な標高もあるのですが、外周が7km以上あって、そこを歩いて午前がおわりました。

いろいろな牛がいて、なんと犬神家の一族の佐清(スケキヨ)バリの牛まで。(わかる人にしか、わからないですが。佐清さんとちがって、気がキツくて、周りの牛を蹴散らしてました。)

たーっぷりと牛をみて、牛たちのまわりを歩いて楽しんだ渡と無事にシリコンバレーに戻ってきました。

空気もだいぶ綺麗になっていて、渡も咳をしないで無事に過ごしています。

山火事はまだ収まっておらず、東京23区の五倍を焼き尽くし、まだまだ延焼している感じです。それでも消防隊員の方達のおかげで、3割は消すことができて、徐々に鎮火に向かっています。早く、綺麗な青空と空気が戻ってきますように。