自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

悪徳、越後屋に成り下がる自閉症の渡

あまりにバタバタと仕事が忙しいので、自閉症の息子に家のお仕事を頼んだ。アメリカはおこづかい制なので、

この書類整理をやってくれたら、Xドル。

と言ったら、私が提示した7倍の金額を言ってきた。

悪徳商売の越後屋も腰を抜かすぞ!

と思い、却下したら、今度は日頃は、単語しか話さない息子が、

僕は、プリンセスが待っているディズニーランドに行かないといけない。そのためには、$XXX必要なの。

だから7倍必要だと言ってきたらしい。いや$XXXドル必要なので、その金額しかもらえないとXX日たってもディズニーランドにいけないという、しっかり計算式を出してください。算数好きな自閉症なんですから...。ということで、これも却下したら、提示の金額ではできないというストライキ状態に。思わず、

仕事が欲しかったら、営業しなさい。仕事は自分で獲得しなさい。TAX前なんだから、仕事はあるだろうから、自分で営業して仕事を得なさい。ぼっとしていて、仕事なんて来ないんだから。

と話したら、香穂が横でぼそっと

シビアな世界やのぉ。。

とつぶやいていた。

ということで、facebookでつぶやいたら、すぐにお仕事をくれた人がいた。大喜びの渡です。