自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

日本で読んだ本2冊目

日本で読んだ本です。

全米には多くの日本人街がありますが、第二次世界大戦の時に、収容所に入れられた日本人&日系人たちは、財産没収により、土地や家具などもなくなりました。もちろん、その日本人街は、他の人種の人たちや政府に引き取られるということがあったそうです。ところが、サンノゼの日本人街は、日本人&日系人の方たちが収容された時に、現地のアメリカの人たちが、彼らが収容されている間、彼らの土地を守り、家具などを引き取って大事に守ってくれていたので、帰る場所があったと言われるところです。

そのサンノゼ日本人街はサンフランシスコのように観光地化されておらりませんし、サンノゼ日系アメリカ人博物館などもあります。サンノゼ日系アメリカ人博物館こちら→JAMsj これらは全てボランティアで運営され、戦争当時の収容所の家の復元もあります。全てボランティアで作られました。

シリコンバレーに住まれる方はぜひ一度、足を運んでくださいませ。

受付で日本語を話すボランティアの方がいる場合は、日本語でツアーなどもしてくださいます。

当時、体の大きさや力では白人の人たちにかなわなかった日本人たちが、どのように乗り切ったのか?決していいと言われるような労働環境ではなかった日本人がどのようにして、財をなしていったのか?どのように生き抜いたのか?などなどを知れます。

この博物館の見学から、私は、戦時中や戦前に移民してきた日本人に興味を抱き始めたので、読んだ本です。この本は、カナダの朝日という野球チームの話です。サンノゼにも朝日というチームがあったので、その話かな?と思ったらサンノゼの話など、全く出てこない。なんでだ?と思って、詳しい方に聞いたら、

当時は朝日という名前の野球チームが山のようにあり、このシリコンバレーでも同じ名前の野球チームがたくさんあった。

そうです。お日様が昇る朝日のイメージというのは、当時の日本人には非常に縁起がいいこととされたそうです。

本の内容は、この映画と似ていると思われます。映画をみていないので、わからないですが....。

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さっと読める本で勇気が湧き、力が出る本でした。