自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アメリカの煩雑すぎる障がい者の更新手続き

渡の福祉関係の更新日。面接がありました。5月が誕生日なので、4月と5月は、こういう面接みたいな事が最低でも5回続きます。そのたびに学校を休まねばならず。アメリカの大学は、出席が非常に響きますので、いろいろ予定のやりくりも大変でした。

面接前はいろいろな提出書類を揃えるので、めんどくさい書類作業があります。面接が終わったら、終わったで、毎年予算や州や政府の政策の変更のお陰で、いろいろな所へ事務手続きに行かねばならない。本当に障がい者用のサービスなのか?というくらい面倒です。

今日は面接後に行く場所は、銀行と郵便局でした。半日仕事が出来ず。

うちの会社の場合は、みんなが理解してるので大丈夫だけど、他の会社で働いてて、障害児のこういう手続きを理解してくれない職場だったら、辛いだろうなぁ。子供の誕生日あたりの月には、5回は会社を休まないといけない訳で。誕生日が近づくとどんよりと重い気持ちになるのは私だけではないはず。嬉しいはずの子供の誕生日なのに....。さらに18歳以上になると、自閉症の息子も連れて行かねばならないので、待ち時間が長いともう面接の順番が回って来た頃には、すっかり疲れ果てます。まさに地獄ですね。

けど、今回は見かねた開発リーダーが、この書類の準備などを手伝ってくれて、ぐんと楽でした。そのお礼に写真のものを渡からプレゼントしました。

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開発リーダーは普通の人が喜ぶ物は余り喜ばないので、渡と2人でネットを見ながら、これでもない、あれでもないと、頭を使いましたが、今回はすごく喜んでもらえたので、よかった。コーヒーの化学式が入ったマグカップです。

ちなみにこのマグカップに決まる前に渡は、プレゼントには、エミー・ロッサムがいいと言って聞かなかったのです。そんな女優、どうやってあげるんだよー。

この人ですね。

D

いくら説得しても言うことをきかないので、

生きてる人や生ものは駄目です。プレゼントには向きません。

と説得してマグカップにたどり着きました。たしかに渡らしい提案であるけど、万にひとつ彼女が来てくれたとしても、絶対に開発リーダーに会わせないんじゃないか?ただまっ赤な顔をしてうっとりしてるだけじゃないか?と思うのだけど....。