自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

開発リーダーが復習をする。

最近毎朝5時には起きて準備をし、ゴルフ場に向って練習してから7時半には、会社で仕事をしている開発リーダー。24時間の確実な管理と自分への厳しさがでているような毎日です。そんなリーダーが、

「ちょっとわからないことがあって。確認しないと。」と言って、iTuneUでスタンフォード大学機械学習の授業を見ておりました。

「あっ!そうだ!」という声が聞こえてきました。しばらくしたら、

「ゆみさん、見てください。」と言うので、みにいったら、説明してくれた。

「これが、、、。」

といいながら見せられた黒板の文字は象形文字か数式か解らない。それを私に説明しようとしている。なんだか呪文を話し始めた。

でるしーたー2ぶんのいち、えっくすしーたーまいなすわいとらんすふぉーず..

えっーー。聞いてたんだけど、まったくわからないので瞬殺。

私が

リーダー。眠い。

というと、

あっ、すみません。これ、大学1年生くらいですから、簡単でしたか?じゃ...

と、さらに難しい物を見せようとする気配。

私が

ちがうよ。リーダー。難しすぎて眠くなって来た。わかんないよ。だって、それ象形文字は数式か、解らないじゃん。

えっ?わからないと眠くなるんですか?

解こうって思いませんか?

思う訳ないじゃん。

思わない。眠っちゃうじゃん、そんなことしたら。

驚くリーダー。

そうですかぁ。けど、勉強してみると面白いですよ。iTuneUのスタンフォード大学の授業は、好きな時に好きなだけ観れますし、大学の授業だったら、3ヶ月とかゆっくりかけて進みますがこれだと、空いた時間で1日に3コマの授業をみて進んでもいい訳ですから。1ヶ月くらいでクォーターの授業が終わったりしますよ。自分のペースでできて楽ですから、ためしてみてください。

ためすもなにも。まずは1時間起きて見る事のほうが難しいと思うよ。

けど、私も先日、エール大学の自閉症関係の授業を見たのですが、これはたしかにおもしろかったです。すでに知っている事も多かったので、眠くなることもなく、あぁこういう事が出来る時代になったんだなーと感動。けど、機械学習のiTuneUは勘弁。

相変わらずのリーダーでした。