自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

アダム・ゴルカのピアノを聞きにいく

ここのところあまりに多忙で映画もみていなければ、コンサートも行っていない。と思っていた私。けど、近くにはあまりいいライブのようなものもなく。かといって、サンノゼダウンタウンだと寒い夜は、駐車場を探すだけで疲れてしまうので、なんとなく足が遠のいておりました。

我が家にも数年前にはピアノはあり、娘が習っていたので私も気がむくと弾いていたのですが、娘が大学に行ったのを機に寄付を決めました。丁度、目が見えない成人の方でピアノがすごくお上手な方がおり、母子家庭に育つ彼は実はピアノをもっていないことが判明し、彼にプレゼントしたのです。なので我が家のピアノは一番お役にたてるいい所に嫁いだ訳ですね。

そんなこんなで、ここのところ生のピアノの音も全く聞いておらず・・。

そんな私が、底値生活in シリコンバレーで、アダム・ゴルカのピアノコンサートを発見。

彼は16歳の時に第2回上海国際ピアノ・コンクール優勝しております。

曲目は、

ベートーベン(Beethoven): ピアノソナタ第6番ヘ長調 (Sonata No. 6 in F Major)

ベートーベン(Beethoven): ピアノソナタ第29番変ロ長調op.106「ハンマークラヴィーア」 (Sonata No. 29 in B-flat Major)

ブラームス(Brahms): 3つの間奏曲 (Three Intermezzi)

リスト(Liszt): メフィリストワルツ (Mephisto Waltz No. 1)

です。これらがなんと、8.5ドルで聞けると言う。

行きます!行きます!!久しぶりにピアノの音をじっくり聞けます。私は、リストのメフィリストワルツを期待していき、

「あぁ、上手いわねぇ」と思って聞いていたのですが、

最後に演奏されたベートーベン(Beethoven): ピアノソナタ第29番変ロ長調op.106「ハンマークラヴィーア」 (Sonata No. 29 in B-flat Major)は、圧巻でした。

すごかった。こんな技があるんだ!!っていう感じでした。

なんだかとても元気を貰った演奏会でした。

お知らせしてくれたかもくん、本当にありがとう!!