自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

CES雑感とメキシコ料理

ラスベガスに来ています。国際家電ショー、CESです。

各ブースや会社などの発表はCnetなどにあるので、それ以外の私の感じ。私は文系出身ですので、他のいらしてる方とは感じ方が違うような気もしました。

公式発表では、CESの来場者は14万人。すごい人です。場所もヒルトンホテル、コンベンションセンターベネチアンホテルの3カ所で行われます。

私は個人的には、ヘルスケアのほうに進展が多く見られると思いました。電化製品は、テレビは3Dが多く、「えっ??まだ3D?」という感じがしました。

3Dテレビは長く見ると目も疲れるし、昔ほど近くの電気屋さんにいっても人も見ていません。3Dにこだわる会社は、なかなか先が大変なのでは?と思いました。

個人的に感動したのは、サムスン。「えっー完璧!」という演出です。

まず、サムスン以外の展示場で体験したこと。たとえば、私が見るものは、仕事がらタブレットなのです。で、男性の技術の方などは、タブレットを渡されるとすぐに使い始めます。ところが他の女性の方たちの行動をみているとなんとなく触ってすぐに手を離す。私もそうですが、

「どう使っていいか、わからない。」

訳です。それでも説明の係の方は、マニュアルにある通り、プレゼンを開始します。けど、それは男性や技術系方用なので、私は興味がない。男性の方たちはゲームなどをなさったりして、すぐに使いながら説明を聞いてらっしゃいましたが、ゲームは私はしないし・・。

説明もわかりにくいし。だけど、ゲームなどをされる方にはよくわかるようです。

さて、この難しい説明の進化を私のような主婦などにわかるようにどこの誰が説明してくれるのでしょうか?たぶん誰もしてくれないでしょう。そういうこともあり、女性の立場に立って使えるタブレットがあまりにも少なすぎる気がしました。

ところがサムスンは、違いました。

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先ず入った瞬間に照明が違う。昔だったら興味は無かったものですが・・。

なんとなく暗いとか感じてしまうのは、この照明の効果で、娘がいろいろ教えてくれたおかげで、本当に照明の光の当て方ひとつで舞台がまったく違うということがわかりました。光は100の言葉より人の気持ちに影響を与える事があるそう。照明ひとつひとつを無駄にせず、きちんと各照明が働いている感じです。

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タブレットが置いてある場所で感動したこと。そこは未来の教室になっていて、黒板が全て電子ボードで、子どもたちがタブレットに書いたものが電子ボードに表示されるようになっている。

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これだったらタブレットの使い方も理解する私。授業は小さい頃から受けてる訳で。タブレットを持たされて呆然とする必要もない。黒板のすごい進化です。

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さらに、窓にレシピなどのコンピューターの画面が表示されるというのもありました。これだと台所仕事をしながらメールを読んだり、レシピを見たり、カーテンの代わりに窓を暗くしてくれる機能もあります。よーするに台所の窓がコンピューターのモニターです。

これも感動でした。

CESの私の感想はこんなところですが、人ごみが苦手な私は、結構疲れました。ラスベガスなので、バフェばかり食べててなんだかサラダが食べたくなったので、(バフェのサラダは鮮度があまりよくないところが多い)夕飯はメキシコ料理を食べに行きました。

先ず無料でおつまみとしてでてきたのは、これ。日本でいうお通しみたいなものですが、無料です。このボリュームで無料。

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私の今日の〆はこれです。

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これだけでもう夕飯の食べていカロリーは充分に満たしてると思われます。

だけど、どうしても食べたかったサラダを注文しました。出てきたものはこれ。

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どこにサラダが???

どうみても焼き肉定食だ!!!ワイルドなメキシカン料理でした・・

さて明日一気に帰ります。