自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

わすれられないおくりもの

赤間さんのブログにもありましたが、今年の最後の月で思った事。

今年はステーブジョブズ氏もなくなりましたが、実はここ2~3年いろいろな事情で周りの6人が亡くなりました。女性にとって48歳から52歳という年齢の間はどうも体に変調がくるので、とても気をつけないといけない時期のようです。

私はちょっと早めの昨年度の手術

「遺言書は?」

と聞かれて、遺言書がないので慌てたのだけど・・。

こんな時ことを考える時にいつも読み直すのがこの絵本。

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

わすれられないおくりもの (児童図書館・絵本の部屋)

これは子供さんにもいい本ですが、大人の方にもお勧めです。

自分はアナグマのようにきちんと後世の人たちにつなぐものを、渡すものをつくってきたのか?と問いかけてみます。それが目で見える物である必要はないのですが、物としては、私にとっては、Voice4uもその一つですね。私が自閉症の子育てが大変だったので、後につづくお母さんが私のように重いファイルをもって外出したり、自分の睡眠時間を削って、カードを作るような事はしてもらいたくなかった。というのもあります。

あと自分の子どもたちには、私は大きな財産も残せないと思うので、残せるとしたら私の生き様を見て下さいしかないんだろうな。と。

この絵本を読んで考えていた今日でした。

さてあしたはクリスマスパーティです。ちょっと外側(笑)をいつもより綺麗にして出かけます。