自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

起業する時に役にたった方針

息子のIEPがあった。相手方(学区、郡など)総勢10名のもちろんネーティブスピーカー。私は英語は第二言語です。この10名が下打ち合わせをして会議に望むので、圧倒されますがやはり役にたった思考がありました。これは起業する前からというか、たぶん息子を産んでから心がけていたおかげだと思います。

何かをしない理由をできないから。という理由でやめない。とりあえずできる方法を考えて、こうしたらできるな?という回答(方法)を出す。

その上で考える。そうなると自然に回答が、「できるけど自分自身がしたくないからやらない。」という判断になる。自分で納得して出した答えなので、これが積み重なると、納得いく人生になる。

これは私自身にとって、とても大事だと思いました。相手方はみなさんで、できない理由を下打ち合わせしてやってきます。ところがこちらはできないという理由でやめないので、いくらでもアイデアがでてきます。この脳の部分は、日頃使わないと壊死するような気がします。

なので、会議中も相手方はでききない理由を滔々と語りますが、私は聞きながらアイデアが浮かぶので、

「じゃ、このやり方では?」「ほかにはこういうやり方がありますよ」と言うとみなさん

「あら。できるわね・・・。」

となりました。これで断られることになったであろう複数の息子の案件ができることのカテゴリーに入り、行ってもらうことになりました。

みんなで智恵をしぼって息子の将来を考えて、みなさんが納得してくれるのが一番です。

この脳は、常日頃使うのがいいので、会社で突然使うとなると利益が絡むので難しいので、まずは自分。次は自分の家族またはパートナーのできない理由を考える事からやると上手くいきますね。そうすると解決策が出て来たりしていい事があります。脳が動き始めたら次は会社などで使えば上手く行く気がします。

できないということは数秒あれば言えます。できる方法を考えるのは、時間がかかります。けど、このほうが結局は時間がかからずに物事を納得して終わるので、後々に使う時間がまったく違いますね。

まずは自分のことから、次は家族から。次は会社からと範囲を広げてゆくといいかと思います。

という私もまだまだ他人様の「できないことをできるできるというアイデア」を出すほど考えられないので、まだまだ努力は必要ですね。

さて具体的なIEPは近日中にブログにあげます。