自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡の高度なカンニング

香穂が帰ってきたので、渡は、前々から準備をしておりました。なにをしたか?というと香穂が大好きなディズニーのCDを図書館で借りてくるというものです。数日前から図書館に行ってはCDを借りて香穂に、と部屋に置いておりました。またこの選曲がけっこうディズニー通です。手に入りにくいCDを探し出しては、貸りております。

家に戻ると本当に自慢げにこれらのCDを見せる渡。香穂がうれしそうに

「じゃ!一緒に聞こう!」

と言われて、もうニコニコです。二人で仲良く聞いて、渡は踊りだしたりしておりました。

けど、こんな時間もずーっと続く訳ではなく、しなくてはいけない毎日の課題はせねばなりません。

最近渡が難しいなーと思ってるのは、公文で習っている「国語」。日本語ですね。

ここのところ漢字の部分が増えてきて、宮殿とか、健康とか難しい物が多くなってきました。公文は同じものを繰り返すので、前にやったものをみれば回答はあるのですが、それは私に怒られるのを知っています。

最近は、iPod touchをいろいろな場面で使う渡はここでも使います。漢字の書き取りは、入力して、変換をして正しい漢字を選びます。けどたまに変換間違いもあり

「苦心」を「苦辛」とかいてみたりもします。けど、こうやっていろいろな物を使って自分の助けとして使う事はいいことだと思っております。漢字もテストではない訳で。入学試験でやってる訳ではないし。

なかなか高度なカンニングをする渡でした。