アメリカといえば、雑、大きい、使い勝手が悪い、すぐに壊れる。というイメージがあるのですが(こういうイメージがあるのは、私だけではないはずですが)アメリカでも安くていい物も結構あります。
今日はパート1で、ピルカッター。これは錠剤を半分に割るものです。

- 出版社/メーカー: アポセカリー
- 発売日: 2006/05/08
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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カバーがついているため、たとえ割るときに砕けても粉が中にありますので、分量が変わりません。私はまだ砕けた事はないですが。
アメリカのビタミン剤は大きい。よく知り合いでも
「あれが飲み干せないので、ビタミン剤を飲めない」
という人もいます。
けど、ビタミン剤を飲むと体調がいいという方は、多々おられます。
写真は、左がアメリカのディリービタミン、右が日本の痛み止めです。
こんなに大きさが違います。これらも切ってしまえば日本の薬の大きさになり、飲める訳です。
さて、なぜこのピルカッターに出会ったか?というと、手術後数ヶ月体がもとにもどってくると、薬の分量を減らしてゆきます。だんだんと減らすのですが、分量がかわるたびに処方箋をもらい、そのたびに自己負担額のお金を払わねばなりません。残った薬はゴミ箱行きです。私の保険はぼろなので、自己負担額が結構大きい。しょっちゅう薬買い替えていては、お金がかかってしまいます。
私の主治医の先生は女医の先生で、渡が小さいときから、私も娘も一緒にお世話になっているので自閉症は、いろいろなお金が必要なのもご存知。女性だけに財布のこともきちんと考えてくださいました。なので、
「丁度、今の薬の量の半分でいいので、せっかくある薬を捨てて新しいのっていうのはもったいないですし、ピルカッターを使ってみてはいかがでしょう?結構きれいに半分に割れますよ。」
と提案してくださいました。すばらしい!こういうちょっとしたところにも気配りしてくださる主治医の先生ってありがたいです。渡は絶大な信頼をおいていて、注射されても泣かないし、むしろ喜んで先生のところに行くほどです。アメリカで使ってよかったもののまずは一つ目です。