自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

渡のための学校見学

渡の通う学校見学に行ってきました。伺ったところは、私立で、読み書きに力を入れているところです。

チェーン店なので、いろいろな所にありますが、私がいったところは、Palo Altoという場所にあるところです。

1対1でテーブルについての、4時間セッションで、教えてくれます。

朝の部にくる子供は、朝は学校にいかないで、ここで読み書き、数学、そのほかの勉強の強化をします。

話を聞いていておもったのは、主に、LD,ADD,アスペルガー、聴覚&視覚障害(Hyperacusisのようなもの)などの子供に向きそうです。

では、渡には、どうか?ということですが、渡は1対1になると、とにかく相手を選びます。

なめれる相手か、なめれない相手か、というのを見抜くのは、誰よりも早いので、このシステムで、セラピストが足りなくなって、経験の浅い人につくと、それは、もう大変になります。全てのセラピスト(というか、先生)が自閉症を熟知しているわけではないそうなので、違う人が当たったときに大変そうです。

かえてもらうという手もありますが、誰が自閉症に熟知してるか?もわかりにくく。

こういう場合、

「美人のコをつけてください」

とリクエストして、こういう感じと渡の好みをはなして、その人がついてくれれば、自閉症を熟知してなくても、

好かれたい渡は、言うことを聞きます。

けど、ここ、飲み屋じゃないので

「○○ちゃん、渡君のテーブルについて!」

なんていうこともできる訳はなく....けど、お値段は、飲み屋より遥かに高く、

テストが、645ドル。一週間に1880ドルです。

けど、ここがすごいところで、多くの親がIEPでリクエストして、このサービスをとっていると言います。

すごいなぁ、、戦うアメリカのお母さんたちです。

で、少しでも質の低い物等を供給するとお母さん達は、烈火のごとく学校に訴えるので、

私立で生き残りがかかっている学校の質が下がらないのでしょう。

とりあえず、頂いた情報は、流しておこうと、近くのスターバックスに入って、友達のお子さんに会いそうなので、メールしました。

最近、スタバに通って、書き物をしている私は、このPalo Alto店に行って驚いたことがひとつ。

スタバで書き物するときに困るのが、電源コードです。

元々、コーヒーショップで、長居されなくないのもあると思うのですが、1件に2つか3つしか電源プラグがないのが、相場。

ところが、このお店80%の座席に電源プラグがあります。

お客さんも70%の人がPCに向っています。

けど、ほぼ全員がマックユーザー。

ずらっと並びお客さんのPCにリンゴの模様もずらっと並びます。

「あれ?ここは、Apple store?」

という錯覚におちてしまいそうな感じです。

私もその列をすこし長くするべく、椅子に座り、PCをあけて、もう一つひんごの模様を増やしておりました。

けど、やっぱりマックは使いやすいですね。自宅では、Windowsも使っていますが、MACのほうが、断然使いやすいです。

今週は暑くなる週だそうですが、渡の学校選びも暑くなりそうです。