最近、渡はドライブスルーで注文するようになりました。
というのは、マクドナルドで自分で注文して、買う訓練をしていたのですが、第二次性徴 まっただ中の渡は、どうも耳も異常に敏感に聞こえるらしく、窓口の担当の人に、集中して注文ができなくなりました。特に日本のように、レジがきれいに並んで窓口が小さいわけではないので、集中しにくい。窓口の女のコに話しながら、飛び跳ねてしまったり、どこかへ行ってしまったり、おつりをもらうのを忘れてしまったりして、注文が成立しないのです。このままだと出来ていた、
「お金を払って注文する」
という行為自体を忘れてしまう可能性があります。どうしたものか？と思っていたのですが、いい方法が出てきました。渡がマックにくのは、お昼の３時～４時というとても空いている時間。欲しいものは、いつもポテトだけなので、車に乗せて、ドライブスルーで買うことにしました。渡には、あらかじめ、お金を渡し、注文マイクの場所に来たら、渡の座っている席の窓を開けてあげます。渡は、そこでマイクに向って注文します。そして、お金を払う窓口まで進み、お金をはらっておつりを頂き、お礼を言って、商品受け取り口まで車をすすめて、渡がポテトを受け取ります。
小さいお塩が欲しい渡は、ここで、自分で
「すみません。お塩ください。」
と英語で言います。
これだと窓で相手が指定されるために、気持ちも視覚も集中して、できるようです。やった！
渡もとてもうれしそうで、おつりを返してくれるときに
'Thank you Mom!"
とご機嫌です。よかった。
ドライブスルーと言えば、こういうのをみつけてしまいました。これは、さすがに渡はしないが、、、、。
