自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

視察、カウンセラー、PHP

日本からの視察の方が、午前中は、ジネステ-荒木 佐恵子先生というカウンセラーの方にお話を聞きに行きました。

私も同伴させていただきましたが、先生は、アメリカで心理のカウンセラーの免許を取り、こちらでファミリーカウンセラー、異文化カウンセラー(日本からアメリカにきて、大変に思うことのカウンセリング)等を行っています。

カウンセラーの免許というのは、アメリカでの取得は、ものすごく大変です。取得も州によってちがいます。この先生、日本語でも英語でもどちらの言葉でもカウンセリングをされるので、シリコンバレーでは、貴重な先生です。日本では、カウンセリングというと、なにか病気になったら。。というイメージがありますが、こちらでは、わりと簡単にうけれます。カウンセリング自体、保険でカバーされることが多く、気軽なイメージです。

私が個人的に思うのは、子供が学校などで、トラブル等に巻き込まれたときに、親が

「このコはこんなことをするコじゃない。こんなトラブルに、巻き込まれるコじゃない。」と言っても信じてもらえるかが”?”ですが、

前々から、カウンセリングについていて、カウンセラーが、

「このコは、こういう子供で、トラブルに巻き込まれるようなことを自分からする子供ではありません。家族も子育てを一生懸命やっている家族です。」

と第三者の立場で立証できるというのは、強みだなと思います。アメリカに来られたらカウンセリングに行くのは、お勧めです。お茶飲むくらいの気持ちで行くのがいいですね。だって、本当に困った時に、初めてあった人に自分の窮状を打ち明けるのは、根性が要りますもの。

視察の方は、私立の学校の見学も終えて、あとは、PHPです。所長のメリエレン、ボードメンバーのジョアン、日本人サポートグループのボス等が集まり3時間にわたり、お話を伺いました。

PHP内のツアーもしていただきました。私が今回新たに知ったのは、新生児で、PHPにつれてゆくと、ブランケットや帽子、おくるみが手渡されます。これは、Binky PatrolというNPO団体が行っているサービスで、全て手作りです。これは、すごい。生まれてすぐに障害がわかった場合、なかなかおめでとうを素直に聞けなくなってしまいます。ここにきて手作りのブランケット等を頂いて、おめでとうと心から一緒に祝ってくれる仲間がいるというのは、今後の子育てに強い力を与えてくれると思います。ちなみにBinkyとは、ブランケットの幼児語です。ツアーをしていると、私も渡の発達の遅れを知り、PHPに駆け込んだことをきのうのように思い出します。私は英語がまったくできず、言葉が通じなかったので何度か追い返されて(抱いていた渡は元気そうにみえたことと、私があまりにも落ち込む余裕がなかったので、悲しそうな顔をしていなかったため)今の日本語サポートグループのボスと、所長が、日本人会を作ってくださいました。ありがたい限りです。

面白かったと言っていただき、お連れした私もほっとしました。

夜までスケジュールがぎっちりで、お気の毒な感じはしましたが、収穫は、あったようでしたので、よかったです。

明日は、空港にお送りします。