自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

トーキングマシーンDyna Writeについて

渡は、トーキングマシンを渡していただけたのは、卒業式の次の日。

その時にスピーチの人が、

「これ、Sさん(スピーチのボス)にいわれてるので、サインしてくれる?」

という紙を1枚渡してきました。で、

「ここにサインしないと、マシーンは、渡せないのだけど・・。」

こういう

「いますぐサインしてください」

という書類というのが、一番危険とわかっている私は、

「ごめん。英語が読めないの。読めないものには、サインできないので、サインできない・

いつも話しているように、私にサインを求める場合は、最低1週間前に紙を見せてね。

それでは、この紙は、私がいまから、通訳さんと連絡をとるので、夕方5時くらいになるけど、それから、学校で紙をわたして、機械を引き取ります。」

と宣言しました。最終日は、早く帰りたい、(仕事をしたくない)スピーチセラピストは、あわてて、Sさんという上の人に電話している。申し訳ないけど、私は、このSさんのことは、ほとんど信用していない。だって、シンシアに会いたがらないし、子供が嫌い。そのうえ、渡のクラスなんて、一度もみたことがない。見たことない人が、渡のレベルなんて、わかるわけないのに、いつもわたるのレベルはここだ。と言ってくるので、信用していません。

電話がつながり、

「じゃ、あとでFAXで送って」

といわれてたので、紙をサインせずに自宅に持ち帰りました。私が読んでも、このサインする紙、おかしい。Sさんが、前に私に言ったことと、まったくちがう。

再度、香穂に読んでもらって、再確認です。

「これには、機械が壊れた場合は、うちで、責任もって修理することになってる。と書かれている。」

やっぱり・・。前にSさんは、

「修理は全部カウンティでやるから、安心して」

と言っていたんだ。

だいたい、最初にこの機械を見せたときも、

「渡のために新品で購入し、壊れたこともない。渡のために用意した。」

と言っていたのに、どうみても中古。

私がシリアル番号をコピーして、メーカーに尋ねたら、3年前の機械で、修理も一回しています。という回答。

どうして、こういうウソをつくのかな。このスピーチの上司のSさんは・・。

で、友達の元PTA会長にこの紙をみせたら、

「ゆみ、よくやった。サインしないで、よかった。」と言われました。

法律では、修理が、学区、もしくは、カウンティが担当すべきとなっているけど、それをくつがえし、修理は、私もち。というのが、オブラートに包んで書いてあった。元会長がすぐにアタッチメントのつくり方を教えてくれて、それを書き直して、返すことになりました。

持つべきものは、友でした。けど、ウソはよくないと思う。特にこういう子供のことでウソつく大人っていうのは、その人に対して、?マークがついてしまう私でした。