自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

絵のコンテスト結果

先日学校内で、イヤーブック(卒業写真集にちかいもので、全校生徒が対象です)の表紙の絵のコンテストがありました。全校生徒が参加なので、もちろん渡も参加。参加するときにシンシア先生がとても褒めてくれたものです。で、今日夕方6時頃、シンシア先生から電話がありました。

シンシアは、毎朝6時には、学校にきているんで、12時間勤務じゃない!と思いながら、あいさつしていると、

「ゆみ、なぜ私が電話したか、知ってるか?」

というので、

「わかんないけど、なんか、渡のことで苦情でも言われた?」

と聞くと、

「何いってるの!渡はいい子だから(そんなことはない。彼はいたずら、大好きだもの)そんなことで電話しないわよっ」

といわれました。で、

「先日、絵のコンテストに渡の絵が綺麗だから、選ばれればいいね。と話していたでしょう?渡、表紙に載る一枚の中に入ったわよっ!」

という。えっ~!あんなつたない絵が?とおもったけど、うちの小学校は1年生から5年生までいるので、絵の技量よりも、かわいさや、カラフルさで選ぶのかもしれません。

とにかく、シンシアも大興奮で、喜んで電話してきてくれました。

毎日、大変なことが、多い自閉の子育てですので、こういうニュースはうれしいです。

明日は、サンタクララ郡全体の自閉の親のPTA会があり、そのスピーカーはシンシア先生です。シンシアは、そこでも

「私のクラスから、アーティストが出たと報告するんだ」

といってました。ほんと、教師バカ、親バカのわたしたちです。