自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

喘息の先生

喘息の先生に言ってきました。渡の新学期の冷房付きバスの申請所の書き込みをお願いするのと(いまどき、冷房付きじゃないバスがはしっているのもすごい!)蜂に刺されたときの対処法についての相談です。先日、熱もだしたので、その件も見てもらいに、行きました。このビータマン先生は、自閉症にもなれているので、渡も大好き。お医者様に行くというのは、子どもも大人もストレスですが、私と渡は、とても喜んで伺うお医者さんの一人です。

いろいろ診ていただいて、相談して、エピペン(注射器で薬を打つ)ことをしなくても即効性のあるくすり(渡の場合は、ALAVERTを使います)が最近、出ていて、それで刺されたときは、対処できること、機械を使わずに、喘息の薬をあげる方法(災害等の緊急時は、ジプロックにいれて吸わせる)などを教えて頂きました。とにかく、ビータマン先生は、扱いが上手い。初めてのものが苦手な渡に必ず丁寧に機械の説明をして、先生が先に使ってみたり、私にためしに使わせてみたりして、理解させてから、初めて渡に測定器などの機械を使います。

エピペンの代わりに新しく飲む薬は、くちの中で解けるため、それを理解できるように、コップに水をついで、そこへ薬をいれて、溶けてゆく場面を渡に見せてくれます。理解すれば、抵抗せずに、わりとなんでもやってくれる渡は、すぐにその薬も飲んでくれました。昨年度、診てもらいに来たときは、先生に

'You did good job!"と先生を誉めた渡ですが、今回は、少し成長して、握手をして、かえってきました。いいお医者さんに会えるというのは、本当に財産です。