自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

女性の仕事について

シリコンバレーツアーに参加してくださった女性の方が、トラックバックを下さったので、その感想。このツアーでは、最後に客いじりと私たちが隠語で呼んでいるイベントがある。(ここであげたら、隠語じゃなくなるぅ)

最後に一人数分話してもらって、今度は、講師のほうから、質問する。私は、日本の女性の労働環境について、ちょっと疑問点があったので、女性の方に質問しました。キャリアの女性の目標となるような、(モデルとなるような)女性の数が少ないのではないですか?という質問です。日本から、くる女性をみると、なんか、みなさん、年齢を気にして、したいことに自分でフタをしたり、圧力を掛けてる気もします。

なかやさんの答えはやはりYesで、彼女も私の質問には、答えにくそうでした。ごめんね。いじめるつもりはなかったの。年齢なんて、関係ないし、ロールモデルなんて、世界に目をむけてみればいろいろあるよ。と思いつつ・・。

私は、ここにいて、自分の年齢を聞かれることが、とても少ない。1年に数回聞かれるけれど、これは、

1.処方箋が必要な薬局と、(これは、前にもらったことのあるクスリの場合は、聞かれない)

2.お酒を買うとき、(これは免許を見せるので、口頭では言わないでいいし、最近は、オバになったので、聞かれる回数も少なくなってきた。)、

3.あと、最後は、日本人出張者の男性に会ったとき。

だけです。口頭で自分の年齢を答えないといけないのは、日本人出張者に会ったときだけですので、出張者に会わなければ、1年間の中で、私が年齢を答えるシーンは、ほとんどない。いくつになっても、自分のしたいことをするのが、ここなので、年齢があまり必要ないかも・・。なかやさんが、書いているように、私や、講演会をした一人のパネリストの女性は、たしかに、いくつまでになにをするか?ではなくて、何年以内になにをするか?が先だし、もし、それが達成できなくても、延期するというのが、あるわけです。○歳になったので、これは、止めようと思ったことは、ほとんどないですね。もうひとりのパネリストをされた方が、

「○歳までにこれをしよう!という、いろいろな本が日本で、出ているけど、あれは、外れてる。あんなのは、関係ない。」

といっていました。私もこれは、ほとんど当たっていると思う。もしこれが、本当ならば、65歳で起業したカーネルサンダースは、なんなの?だと思う。年齢制限があったら、たぶん、フライドチキンは、今ほど日本に売られていなかったと思う。

けど、どうして、日本の男性って年齢を聞くのだろうか?聞かれるほうも、嬉しい人は、いないだろうし、年齢を聞かれてうれしいのは、小学生か、中学生、高校生くらいだと思うんだけど。

その年代にあった話をしたいのかな?とも思ったけど、年齢を答えた後に、話が、そういう方向にいくわけではないし。おもしろい現象ですね。アメリカ人にこれやったら、すっごぉぉぉぉ~く、座の雰囲気が悪くなるんですよね・・。