自閉症 渡の宝箱

自閉症の渡が、日々起こす騒動や療育についてとシリコンバレーでの起業、生活を綴っています。

公文

渡は公文をならっています。そこで、日本語と算数をならっているのですが、日本語は、あまり使う場所がありません。ところが今回の旅行で、日本語を使う場所が多く、タイミングよく日本語を話せたこと、きちんと問いに答えられたこと、ほかの人の指示が、わかったことなどを校長先生や、副校長先生、日本語担当の先生に伝えました。どの先生もとても喜んでくださって、こういうことでこれだけ、先生に喜んでいただける渡は、すごいと思う。みんなで、喜びを分かち合えるってすごい。ところが、今日は、国語が難しいところだったせいと、喘息が少しでているせいで、大好きな国語の先生の前で、少し取り乱してしまった渡。算数に移って、算数はお得意なので、冷静さを取り戻すと、さっきの取り乱しというか、ちょっとしたパニックがとても恥ずかしくなったらしい。私に

「ごめんね。○○先生」

と謝るので、

「先生には、聞こえないよぉ。だって、先生はここにいないもの。」

といったら、算数がおわってから、スタスタと国語の先生のとこへゆき、

「ごめんなさい。」

と日本語であやまったそうだ。どうも、恥ずかしかったらしい。渡は国語の先生が大好きで、寝ても覚めても国語の先生の話ばかりの子供なので、その先生の前でとりみだした自分っていうのが恥ずかしくて、

「しまった!」という感情をひきおこしたのかも。いろいろなことがわかるようになってきました。